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(回答先: 核密約明示の米公文書発見=沖縄返還時、「秘密の合意」−69年、大統領あてメモ(時事通信) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 07 日 10:17:31)
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/07/k20071007000116.html
1969年に沖縄返還で合意した日米首脳会談を前に、有事の際にアメリカ軍が沖縄に核兵器を持ち込むかどうかについて、秘密合意が成立していたことを示唆する公文書が明らかになり、核持ち込みの密約説をめぐる議論が再び高まりそうです。
新たに見つかったのは、1969年11月に沖縄返還で合意した当時の佐藤総理大臣とニクソン大統領との日米首脳会談を前に、当時のキッシンジャー大統領補佐官が大統領にあてた2つの覚書で、2005年に機密の指定が解かれたあと、このほど内容が明らかになりました。
このなかで、キッシンジャー補佐官は、日米首脳会談について、「返還後の沖縄への核の持ち込みをめぐる日米間の秘密合意に伴い、会談での想定されるやりとりを修正した」と述べています。ただ、「秘密合意」の具体的な内容には言及していません。
アメリカ軍による有事の際の沖縄への核の持ち込みをめぐっては、佐藤総理大臣の外交政策のブレーンだった元教授が、持ち込みに応じるという極秘文書を準備していたと証言していますが、当時、交渉にかかわったアメリカ政府高官が秘密合意の存在を示唆した文書が見つかったのは初めてです。
日米の外交史に詳しい日本大学の信夫隆司教授は「まさにあるだろうと推定されていた秘密の合意文書の存在をあらためて示すもので、歴史的にも重要な発見だ」と話しています。
これについて、外務省は「文書について政府はコメントする立場にない。また、これまで申し上げているとおり『密約』は存在しない」と話しています。
10月7日 19時5分
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