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「御手洗キャノン会長を「証人喚問」せよ。
経団連会長に「参考人招致」の話が持ち上がっているが、これは昨年からくすぶっているキャノンの「偽装請負」問題に端を発しているようで、今年2月にも枝野民主党議員によって「参考人招致」が話題に上っている。あまり関心がなかったので記憶に無いが、参考人招致は、安倍政権下であり、安倍政権の最大のスポンサーであったわけだから、ウヤムヤに誤魔化されたのであろう。しかし、参議院逆転の選挙結果を経て、今度は参考人招致が実現しそうである。むろん、口からで出まかせを言っても、罰せられることの無い参考人招致では生易しいので、偽証罪も適用される証人喚問にまでレベルアップしてもらいたいものだ。次々とボロが出てくるだろう。御手洗の証人喚問を突破口に、やがて小泉や竹中への証人喚問もありうるかもしれない。いずれにしろ、時期衆議院選挙で与野党逆転、政権交代を実現し、小泉・安倍政権の「国家反逆罪」を徹底追及して、小泉や竹中を獄中に追い込んでもらいたい、と思うのは僕だけだろうか。そうではないだろう。それが、多くの国民の復讐願望だろう。
さて、キャノンに持ち上がっている「偽装派遣」問題とは、「請負業者の労働者を正社員の指揮下に入る派遣社員のように働かせる」ことを言うらしいが、 僕なりに言い直せば、正社員並みの労働に従事しながら、人材派遣会社から派遣された非正規社員、つまり短期の派遣労働者扱いにもされない、ということを言うらしい。つまり低賃金の請負業者の社員のまま、大企業で正社員並に働かされている、ということだ。要するに、キャノンやトヨタやオリックス等が、小泉や竹中と結託して密かにやったことは、高賃金の正社員をリストラという名目で解雇し、その代わり、正社員解雇で空席になった労働部門を、低賃金の非正規の派遣社員や「偽装請負」で補填していたということだ。一部の外需中心の会社だけが莫大な利益を上げる一方で、内需中心の中小企業や商店はバタバタと倒産し、商店街はシャッター通りとなり、一般国民は生活破綻に追い込まれ、自殺者の急増や一家離散が日常化し、国民生活が疲弊していくのは当然だろう。これが小泉改革のとか竹中改革とか言われた構造改革の実態なのだ。奥田、宮内、御手洗等が、小泉や竹中と組んでやっことは、そういうことだったのだ。
つまり、意図的に不景気を演出し、リストラや合併、倒産を強制することによって、多くの国民の生命と財産を犠牲にし、自分たちの会社だけは火事場泥棒的な「焼け太り」を目指す、という極めて反動的な経済政策であったのである。奥田ートヨタ、宮内ーオリックス、御手洗ーキャノン・・・こそ、日本国民の犠牲の上に咲いた「アダ花企業」であり、「売国企業」である。今こそ、国民の敵であり、国家的犯罪者である奥田、宮内、御手洗らの証人喚問を実現し、彼らの罪状を曝け出し、そして彼らを、かつて彼らが政敵やライバルをそうしたように、牢屋にぶち込むべき時であろう。
「キヤノンの偽装請負、労働者が正社員化申し入れ
2006年10月18日13時22分 ashi.com
キヤノンの工場で働く人材会社の請負労働者が、違法な「偽装請負」の状態で働かされてきたとして、労働組合を結成し、18日、正社員として雇用するようキヤノンに申し入れた。キヤノンで10年働いている労働者もいるといい、「正社員になって、いいものづくりをしたい」と訴えている。
宇都宮光学機器事業所でレンズの製造などに携わる4人が18日昼、労働組合東京ユニオンのメンバーらとともに、東京都大田区のキヤノン本社を訪れ、要求書を会社側に手渡した。
要求書によると、組合に入ったのは17人。17人は、今年5月までの1年間は派遣労働者として働いたが、それ以外の期間は、キヤノンから製品の生産を請け負った人材会社の労働者として働いた。ところが、その間も、「実際はキヤノン側の指揮命令を受ける偽装請負が続いていた」という。
偽装請負は実質的には派遣状態とみなされる。17人は1年以上働いているので、労働者派遣法で定めるメーカー側の直接雇用の申し込み義務が適用されると主張している。
キヤノンで6年半働いているという男性(31)は「世界一のレンズを自分たちが造っているという誇りがある。できることなら正社員になってこれからもそれを造り続けたい」と述べた。
キヤノンでは、宇都宮工場や子会社の大分キヤノンなどで偽装請負が発覚し、労働局から昨年文書指導を受けた。今年8月には「外部要員管理適正化委員会」を設置し、年内をめどに偽装請負の解消を目指している。 」」
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071005
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