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(回答先: <文科相としては何か誤魔化し案を検討中?>検定意見撤回を否定/要請団に文科相回答 「政治介入できない」(沖縄タイムス) 投稿者 gataro 日時 2007 年 10 月 04 日 11:15:41)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-27776-storytopic-3.html から転載。
知事「答え待ちたい」 「集団自決」軍強制記述要請
【東京】文部科学省の高校歴史教科書検定で沖縄戦における「集団自決」(強制集団死)の日本軍強制の記述が削除・修正された問題で「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の実行委員会代表団は要請行動後の3日午後、衆院第一議員会館で記者会見を開いた。代表団に同行した仲井真弘多知事は政府対応について「今日の時点で評価する、しないには至らない」と判断を留保。「県民の意見を届けたので、どういう答えが返ってくるか待ちたい」と述べ、政府対応を見極めた上で次の展開を検討する考えを示した。
会見で仲井真知事は「悲惨な戦争体験を二度と起こしてはいけないという思いは日本国全体につながること。政府によく受け取ってもらいたい」と今後の対応に期待。仲里利信実行委員長(県議会議長)は渡海紀三朗文科相の対応について「もう少し前向きな発言・意見があると思った」と不満を漏らした。
玉寄哲永副委員長(県子ども会育成連絡協議会会長)は「審議会の中に沖縄戦の専門家を置いてもらうなどして今後、記述が動かないようにしないと同じことが起こりかねない」と検定制度の運用見直しを求めた。
この日の要請に対し渡海文科相が事態打開に向けた作業を進めていると説明したが、検定意見の撤回については「検定制度に政治介入があってはならない」と事実上否定。大会決議文を踏まえ撤回を求める実行委員会との間に隔たりを残した。
実行委員会は当初、200人規模の大要請団で今月15日に上京する予定だったが、今回の要請行動で示された政府回答を吟味。さらに今後の政府回答を見た上で、大規模要請団を組むか、あらためて検討に入る見込みだ。
文科省は「集団自決」記述に関する検定過程の否定にもつながる検定意見の撤回には強い抵抗感を示す一方、「落としどころを探る」(県選出国会議員)ため、県民の了解が得られるような記述修正に向け県など公的組織を窓口として実務交渉に入る可能性もある。
一方、「検定意見撤回」と「記述回復」を柱とした決議案の提出を構える民主党は野党だけでなく、与党を取り込んだ形での可決を目指しており、決議案の文案について慎重に検討している。4日にも決議内容について詰めの協議を行い、野党各党に提示する構え。今臨時国会の争点に浮上した教科書検定問題について、今後、与野党の攻防と水面下の調整が展開されそうだ。
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