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2007年10月04日
北朝鮮問題の裏でうごめく政治家たちの巨悪
多少なりとも政治家と接触するようになって、つくづく嫌になったのが彼らの悪である。悪とは何か。それは、自らの権力保持や生き残りの為に、国民を騙し、不正義な人物たちともたれあいの関係になって犯罪まがいの行動を繰り返していることだ。そして警察、検察に圧力をかけて正義を捻じ曲げていることだ。
与野党を問わず、駆け出し政治家はもとより有名な大物政治家であっても、ほぼ例外なく、そうであると私は思っている。メディアに漏れるスキャンダルはその一例に過ぎない。
きょう(10月4日)発売の週刊新潮は、先般詐欺未遂で逮捕された二瓶絵夢という素性の怪しい女性政治ジャーナリストと政治家たちの醜聞をすっぱ抜いている。北朝鮮外交の功名心に焦った政治家の実態を見事に見せつけてくれる記事である。しかしこれなんかはお粗末な方だ。もっと深い闇がある。
10月4日の産経新聞一面の連載「やばいぞ日本」は、在日朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と日本の政治家の長年の癒着関係を赤裸々に書いている。ここまでの癒着関係があったのかと驚かされる。拉致問題の解決を遅らせたのは日本の政治家だという事がわかる。
さわりの部分を以下に抜粋して紹介する。読者はこれを読んでどういう思いを抱くことだろう。私はもちろん、これら政治家は唾棄すべき連中だと思う。彼らが平然と政治家にとどまっている事自体が悪だと思う。
今年の夏に朝鮮総連本部の売買をめぐる不明な実態が問題になったことがあった。その責任者に一人に許宗萬責任副議長という人物がいる。1971年に日本の政界工作を担当する国際局を振り出しに地歩を固め、1986年に財政担当副議長に抜擢されて、以来朝鮮総連を北朝鮮への忠実な献金団体にさせていったという人物である。4日の産経新聞はこのことについて次のように書いている。
・・・日本の捜査関係者の一人がこう感想を漏らす。
「・・・なぜ日本の警察・検察幹部は許宗萬を野放しにし続けているのか・・・総連本部にメスを入れる千載一遇のチャンスまで逃がしてしまった・・・」
(その背景に)見え隠れしているのは、許責任副議長が日本の政界と強力な人脈を築いていることだ。元総連関係者はこう語る。
「副議長に司直の手が伸びないのは、ひとえに30年以上にわたる政界工作だ」
元総連中央財政局副局長の韓光熙氏の書いた「わが朝鮮総連の罪と罰」の中には、加藤紘一はじめ自民党の政治家や旧社会党の現・元幹部議員の名が並んでいるという。
別の元総連幹部は、「2002年9月の小泉純一郎首相の訪朝以来、許責任副議長は(飯島)首相秘書官と親しくしていた。総裁派閥の森派幹部とも温泉地でこっそりゴルフをするなど、政権との関係強化に躍起だった・・・」
(1兆4000億円の公的資金をつぎ込んだ)朝銀経営破綻については01年11月に警視庁が総連本部を強制捜査するまで不正は一切表面化しなかった。故金丸信元自民党副総裁が捜査を拡大しないよう警察庁に求めたこともある・・・閣僚経験もあるベテラン国会議員は、許責任副議長とのパイプに加え、朝鮮労働党で対南工作を仕切る金養建・統一戦線部長と20年来の親友であると披瀝して、こう豪語した。
「私は北から最も信頼されている日本の政治家だ。拉致は後回しでいい。まず日朝の国交を正常化しないと何もはじまらないよ」
なんとも腹立たしい現実である。何も知らずに北朝鮮に怒りを抱く一般国民はいい面の皮だ。それよりも拉致被害者の家族にとっては耐えがたき裏切りだ。
このような政治の裏取引に待ったをかけたのが日本国民の怒りの声であった。もはや政治家が事実を隠して裏で取引を重ね、自らの利権をあさる事は許されなくなった。それが判明した時には、その政治家はたちどころにその政治生命を失う時代が来た。メディアよ、頑張ってくれ。ゆめゆめ彼らと癒着して真実を国民から隠すような裏切りはしないでくれ。巨悪がいつばれないかとビクビクしている政治家たちに恐れられる存在になって欲しい。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/10/04/#000557
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