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(回答先: 雨宮処凛×森永卓郎:格差と貧困と戦争。 国民はどこへ向かっていくのか = マガジン9条 投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 10 月 03 日 21:30:28)
こんにちは。
この雨宮氏と森永氏の対談、大筋では同意ですが一点だけ指摘したい点があります(私ごときが指摘など、おこがましいのですが)。
> 森永「自分たちばっかり贅沢しやがって、ふざけんじゃねえぞ」って。まあ史実かどうかよくわかんないんですけど、そのときに「オレたちにパンをよこせ」って“生存権”を言うわけです。そうすると、マリーアントワネットが、「パンがないならケーキをお食べ」なんて言うわけですよ(笑)。
確か田中康夫氏も同じようなことを言っていましたが、この発言はアントワネット王妃ではなく他の貴族の女性(誰かは不明)の発言であり、それがいつのまにか王妃の発言として広まってしまった、という説が有力になっています。もっともビデオもレコーダーも無い時代なので証拠はありませんが、逆に言えばこれが王妃の発言だという証拠も何一つ無いわけです(当たり前と言えば当たり前ですが)。
また「ベルサイユ化」という話も出ていますが、ルイ16世はその前のルイ14世,15世と比較すればずっと民衆の生活に配慮した政治を行っていたことは疑いありません。王侯、貴族、庶民からなる(だったかな?)「三部会」を百数十年ぶりに開催したりもしましたし。ではなぜルイ16世の時に革命が起こったのか、というときっかけは食料品等生活必需品の値段が急に数倍にもはね上がった事でした(この対談にも少し話がでていますが)。なにやら今回のミャンマーのデモと似ているような気もします。
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