★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK42 > 787.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/03/k20071003000143.html
さきの北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議を受けて、議長国の中国は、3日夜、合意文書を発表しました。それによりますと、北朝鮮が年内にニョンビョンにある3つの核施設を無能力化し、すべての核開発計画を申告する一方で、これと並行して、アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除に向けたプロセスを開始するという約束を実行するなどとしています。
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で議長国を務める中国の武大偉外務次官は、3日夜、北京で最終的な合意文書を発表しました。それによりますと、「北朝鮮は、おととしの共同声明とことし2月の合意文書に基づいて放棄することになっているすべての現存する核施設を無能力化することに同意した」としています。
そして、ことし12月31日までに、北朝鮮のニョンビョンにある5000キロワットの実験用原子炉など3つの核施設の無能力化を完了させ、北朝鮮がすべての核開発計画を完全かつ正確に申告することが盛り込まれています。無能力化の方法については「科学的、安全で、検証可能、かつ国際的な基準にあった形で行う」としています。
さらに、文書では、関係国の要請に基づいてアメリカ主導で無能力化の作業を行うとしており、その準備のためアメリカの代表団が専門家グループを率いて2週間以内に北朝鮮を訪れるとしています。また、北朝鮮は核物質やその技術を移転しないという約束を再確認したとしています。
一方、アメリカによるテロ支援国家の指定解除については「北朝鮮による措置と並行して、アメリカは、米朝作業部会での合意を基に指定を解除するためのプロセスを開始するという北朝鮮に対する約束を実現する」としています。また、日本と北朝鮮は「不幸な歴史の清算と両国の懸案事項を適切に処理するという基礎のうえに、日朝ピョンヤン宣言に従って迅速な国交正常化のために真剣に努力する」としたうえで「両国は精力的な協議を通じてこの目的の達成のために具体的な行動を取ることを約束した」としています。
10月3日 21時21分
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK42掲示板
フォローアップ: