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(回答先: 海自活動:補給艦への給油、中止の方向で検討…官房長官(毎日新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 03 日 18:14:19)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071003/plc0710031316005-n1.htm
町村信孝官房長官は3日午前の記者会見で、海上自衛隊によるインド洋での補給活動で、他国の補給艦を補給対象から除くかどうかについて、「今後、そうしたことは議論することになろう」と、検討していく考えを示した。会見の詳細は以下の通り。
【ミャンマー】
「先ほど藪中外務審議官がミャンマーに行かれた報告にまいられた。概要は大体、きのう申し上げたこととそう違いはないが、1日にネピドーという首都に行き、マウン・ミン外務副大臣、エイ・コウ国防省軍事保安局長代理、チョウ・サン情報大臣と会談したということであります。内容はきのう大体申し上げたとおりで、抗議をし、真相究明を求め、ビデオカメラの返還、ご遺体搬送への支援、在留邦人の安全確保を求めたということであり、先方からは日本の方が亡くなられたことは大変遺憾である旨の表明があった。遺体搬送等の支援はする。ビデオカメラ返還は関係当局に連絡をするということでした。民主化についてはG8外相会議のメッセージを伝え、先方から答えがあった。ガンバリ特使のミャンマー訪問、スーチー女史と面会後、タン・シュエ議長と会い、その後またスーチー女史と面会下とのことであったと。今回のデモの背景にはガソリン価格等の大幅な引き上げがあり、市民の困窮感が大変強くなった。例えば、円に換算して月収3000円の人でバス代が、百数十円だったものが5倍の700円にまで上がった。これは確かに容易ならざることだ。こうした状況が背景にあったということのようだ。今後の対応については外務省を中心に考えていくが、国際的な動向等も踏まえ、日本としても必要な対策を打っていくことであろうかと思います」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071003/plc0710031316005-n2.htm
【インド洋補給活動】
−−インド洋での給油活動について石破大臣が補給艦への給油を中止することを中止することを検討するとしているが、政府全体での方針は
「今後、そうしたことは議論することになろうかと思います」
−−長官ご自身としては
「まだちょっと詳しく聞いておりませんので。はい。ま、それで全体のオペレーションが可能ならば、1つの考えであろうかと思いますが。よく、ちょっとそこは技術的な問題なのでよく分かりません」
【代表質問】
−−きょうから代表質問が行われるが、野党側は、特に民主党はテロ特に対して厳しい姿勢を崩していないが、政府としてはどのような姿勢で今後の国会に臨むか
「この問題は再三申し上げているように、わが国の国益にも合致しているし、また、世界の、国際社会の一員として日本が果たすべき共通のテロ対策、日本自身のテロ対策であると同時に、世界の、国際社会が共通して行うテロ対策に日本としていかなる役割を果たすべきかという議論だと私は思う。従って、民主党のみなさん方にも、もしこれが駄目だというならば、どういうテロ対策をやるんですか?ということを積極的にご提案いただかないと。ただ、これがだめだ。これは憲法違反であるという議論をされるだけでは、建設的な議論の深まりを期待できないんじゃないかと思っています。誠心誠意、野党のみなさん方に私どもが考えていることを話し、ご理解を得ていく。正攻法で議論していくしかない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071003/plc0710031316005-n3.htm
【6カ国協議】
−−共同文書案について、どういった回答を送ったのか
「まだ回答内容をお話しする段階ではないと思いますし、最終的に中国側から、これで発表するということに、まだ合意ができているとは聞いておりません」
−−共同文書案だが、アメリカの北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除に関して、北朝鮮側の行動に応じて履行するという表現が盛り込まれたという報道があるが、事実関係は
「事実関係はこの時点でまだオープンにすることはできません」
【高齢者医療費負担】
−−昨日、高齢者の医療費負担について、自民と公明が補正予算で対応するということでほぼ一致したということだが、税収見通しが示されていない段階でこういった議論をされることについて政府としての受け止めは
「今月中に結論を出すべく精力的に、まず与党の中で議論を行っていくということを聞いております。政府としてはまず与党のみなさん方のそうしたご議論をうかがった上で、確かに2000億円を超える大きな金額がかかることでありますから、そう簡単に、はい分かりましたと言うことにはならないかもしれない。しかし、自公で政権を出発する際の合意事項ですから、政府としても誠実に対応していかなければならない。法改正でいくのか、あるいは予算措置だけでいくのか、あるいは財源をどうするのか、そのへんについてはまだまだ、これからの議論だと思っております」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071003/plc0710031316005-n4.htm
【政府系金融機関】
−−先ほど政府系金融機関の日本政策金融公庫の総裁になる安居さんとお会いになられたが、どのような指示を出されたか
「私は指示する立場にはありません。主管大臣は財務大臣です。ごあいさつということでしたから、お話をしました。同じような中小企業、あるいは農林関係の金融といっても、中小企業金融公庫と国民金融公庫では対象になる企業の規模も、同じ中小企業といっても本当にいわゆる生業という部分と、企業という部分と相当違いましょう。その違いを乗り越えてどうやって一体化するのか、なかなか難しい点もあると思います。ましてやこれに、これは私は自民党にいたときですけどね。そこにJBICを突っ込むのはおかしいと強く反対をしたほうでありますが、結果、とにかく1つだというですね。正直言うと理屈にならない理屈で1つになってしまったわけですけどね。相当そういう意味で性格の違う組織が一体になるというのは難しい面もありますが、安居さんのご努力で、その辺をうまくまとめていただく・・・。あ、ごめんなさい。JBICは違ったか?政策投資銀行?どっちだっけ?そうだよな?いいんですね。したがって、大変ご苦労もあるようなことでありましたが、しっかりと取り組んでいくんだという決意のほどをうかがったわけでございます」
−−来月中旬に設立委員会を設置するという話もあったかと思うが
「いつちょっと、設置するのかは聞いておりませんが、いずれ年末年始、関係者が集まって準備委員会を作り、来年の10月に備えていくことだと思います」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071003/plc0710031316005-n5.htm
【公務員制度改革】
−−きょう朝あった公務員の有識者会議で、とりまとめを11月からもうちょっとゆっくりやっていいのではという趣旨の発言を長官がされたと聞いているが、中では来年ちょっとまたいでもいいのではないかという話もあるようだが、そうなった理由と通常国会に提出という予定がずれることもあるのか
「私はずれ込んでもいいなんてことは、あのオープンな場でしょ?そういう話はしていないはずですけれども、ただ、非常に重要なかつ大きなテーマでありますから、まかり間違っても拙速であってはいけないと。慎重に幅広い審議をしていただきたいということは申し上げた。したがって、結果、どうしても時間がいるのであれば、それは必要な時間をかけていただくに足る、十分、大きな重いテーマである。そういうテーマをご審議いただくみなさん方には本当にご苦労様ですということを申し上げたつもりです」
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