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町村官房長官会見(2日午前)(産経新聞)
http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/738.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 02 日 17:44:29: 2nLReFHhGZ7P6
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000926-san-pol

10月2日13時40分配信 産経新聞


 町村信孝官房長官は2日午前の記者会見で、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で暫定合意された合意文書案について、「日本として必ずしも満足いく内容ではないが、北朝鮮の非核化に向けて着実に前進するための一定の行動計画について6者間の共通認識が取りまとめられた」と述べ、内容に不満はあるものの、受け入れる考えを示唆した。会見の詳細は以下の通り。
【閣議】
「閣議の概要を申し上げます。一般案件として経済上の連携に関する日本国、タイ王国との協定の効力発生のための外交上の公文の交換等について、ほか29件、人事案件が決定された。大臣発言として、外相、国土交通相から海外出張報告。また閣僚懇談会では外相から、国連気候変動に関するハイレベル会合等、これは森喜朗元総理が行かれた会合だが、これについて発言があった」
【地球温暖化対策】
「その後引き続き開催された地球温暖化対策推進本部について申し上げます。閣議後の本部で京都議定書目標達成計画の見直しに向けた基本方針を決定した。基本方針においては2005年度の我が国の温室効果ガス排出量は基準年度と比較して、7.8%増加しているわけで、既存の目達計画による対策のみでは京都議定書の6%削減目標の達成が極めて厳しい見通しになっているわけでございます。また、今後既存対策の着実な推進に加えて、産業、業務、家庭、運輸部門等、あらゆる分野において追加対策の具体化を早急に進めて、今年度内に政府としての目達計画の改定を行うことにしている。会議では鴨下環境大臣、甘利経産大臣から発言があり、最後に総理から、地球温暖化問題の国際戦略について、環境大臣、経産大臣、外務大臣、私の4大臣を中心に検討を進めること、また、6%削減目標達成のために4大臣に加えて、農水大臣、国土交通相、財務相も参加して検討するようにとの指示があったところだ。内容の詳細については官房副長官補室でブリーフィングを行うので、そちらでお聞き取りをいただければと思います」
【6カ国協議】

「質問に出るかもしれません。6者会合についてだが、きのう帰国した代表団から私自身報告を受けた。総理も夕方、報告をお受けになった。今回提示された共同文書案は今日中に各国から回答を寄せるということで、それまで詳細については今申し上げるのは差し控えたいが、概略的に申し上げるなら、日本として必ずしも満足いく内容というわけにはまいりませんけれども、北朝鮮の非核化に向けて着実に前進していくための一定の行動計画について6者間の共通認識が取りまとめられたというふうに考えております。現在了承するかどうかについて政府部内、関係国と協議をしているところで、いずれにしても今日中に返事をしようと思っているところだ」
【ミャンマー】
「それからミャンマーについてだが、藪中外審がミャンマー政府要人と会談しております。昨日1日、ネピードという新しい首都におきまして、マウン・ミン外務副大臣、エイ・コウ国防省軍事保安局長代理、チョウ・サン情報大臣と会談を行ったと報告を受けている。会談の概要は、詳しくはたぶん外相のほうから話があると思うが、邦人の死亡については外審からも抗議を行い、真相究明を求める。また、ソニー製ビデオカメラの返却。ご遺体の搬送への支援、および在留邦人の安全確保を求めた。ミャンマー側からは日本人が亡くなったことについて非常に遺憾であるという表明がありました。また、遺体搬送等の必要な支援はもちろん行いますということでした。ビデオカメラの返却についてはご遺族のお気持ちも理解するので、関係当局に連絡すると述べられたところだ。民主化については藪中外審から、ニューヨークでちょうど、G8外相会合が開かれておりました。その際、各国から付託されたメッセージとして、デモに対して自制した対応をすること、それから拘束者の釈放、民主化勢力との対話につき働きかけを藪中外審から行いました。ミャンマー側からはメッセージを承りましたということで、ミャンマー側がやっている民主化対応の説明があった。藪中外審からマウン・ミン外務副大臣に対して、アウンサン・スーチー女史との面会を要請したが、返事は今のところありません。また、現在拘束されている日本の新聞社のミャンマー人の記者が1人おられるが、この釈放について藪中外審より、迅速な対応を申し入れたところでございます」
【インド洋補給活動】
 −−閣議の前に3閣僚についてインド洋の給油活動に関する新法の協議が行われたが内容は
「きょう午後2時半から与党PTが開かれる予定ですので、それに向けて検討いただく論点について議論した。具体的には法律の目的の規定ぶりをどうするか。先日出された安保理決議の位置づけをどうするか。2番目に法律に規定する活動内容をどうするのか。現在、各国に行っている補給活動に限定するのかということです。それから、活動領域、場所、国、法律上明記するかどうか等について与党PTとの間で意見をすりあわせようということになったということで、いまは政府案の素案でございますから、今後与党との協議を経て政府原案を作ることになる」
 −−政府原案というのは今週中に・・・
「今週中に野党側に提示したいと思っております」
 −−法案の年限については決まったのか
「よく与党側とすりあわせをすることになっている」
 −−年限について、公明党サイドからは1年と言っているが、どういう結論になったか
「まあ、公明党側ともよくすりあわせようと。自民党、公明党ともよくすりあわせをしようということだ」
【集団自決】
 −−文科相が、県が県民大会で求めた修正の撤回について、大臣からの要求は政治的な要求になるので難しいと発言したが、官房長官の見解は
「文科大臣のお考え通りであります」
 −−検定結果について、撤回、修正を求める考えは
「審議会に対してということですか?ありません。政府から、あるいは大臣の立場から、審議会に対してああせい、こうせいというのはまさに政治介入になりますから、それはいたしません」
 −−出版社が修正申請をする前段階として、政府側から情報提供などをする用意はあるか
「さあ、それはちょっと分からないから文科大臣に聞いてください」
 −−この問題について民主党が批判を強めていて、政治争点化する気配があるが、こういう状況についてどう思うか
「いろいろな思惑があって、いろいろな行動をされることは、それは自由ですけれども、本質的に何が大切なのか、もちろん、沖縄県民の気持ちをしっかりと受け止めることも大事であります。しかし、同時に、全く別の次元ですけれども、教科書の検定、しっかりとした教科書がどうやって作られるのかということについて民主党がどうお考えなのか。そこのところを民主党さんの聞いてみたいような気がしますけれども」
【南北首脳会談】
 −−南北首脳会談が行われるが、期待感は
「昨日全く同じ質問が出たので、きのう、あなたはおられなかったのかもしれませんが、申し上げましたが、7年ぶりの会合であります。この中で北東アジアの緊張緩和という意味からも、南北会談で成果があることを期待している。あわせて6者協議が今まさに進行中でございます。朝鮮半島の非核化という問題について、さらにいい成果がその場で出てくればいいなと期待している。また、あわせて、拉致問題についても盧武鉉問題大統領が積極的にお触れになるというような話もあるわけでありまして、そうしたことも日本政府としても期待しているところでございます」



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