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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2007100200470
2007/10/02-15:00 期待と不安交錯=「国境越えて」「日朝は動かない」−南北首脳会談に在日関係者
7年ぶりに実現した南北首脳の対面。平壌で盧武鉉大統領を金正日労働党総書記が直接出迎える様子が2日、テレビで生中継された。前回と異なり冷静な受け止め方が大勢を占める中、在日関係者らは期待と不安を交錯させながら見守った。
作家の金賛汀さん(70)は「朝鮮民族の一員としては、同じ民族が分断されている中で、首脳同士が会うことはうれしい」と率直に喜んだ。
盧武鉉大統領が軍事境界線を徒歩で渡ったことについて「パフォーマンスかもしれないが、こういう形で越えて行きたいという韓国の人の思いを具体的に見せてくれた」と感想を述べた。
作家の梁石日さんも「軍事境界線を歩いて渡ったことは良いことだ。本来あるべき姿だから」と話す。「もつれている糸が少しでもほどければ、(問題解決が)進むのではないか」と期待する一方、「今後は米国、韓国と歩調を合わせなければ、日本が置いてきぼりにされるんじゃないだろうか」と複雑な心境だ。
一気に友好ムードが高まった前回と比べ、盛り上がりに欠けるとの指摘も多い。李英和関西大教授(北朝鮮経済論)は「特に韓国の若者は南北関係より経済政策に関心が強い。大統領選挙にも影響はないだろう」と分析した。
李教授は「金総書記には、米朝関係の緩和から南北和解に持っていくことで、全方位外交に向けた狙いがある」と指摘。日朝関係だけが動かないことになるとし、拉致問題の進展も期待できないとみている。
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