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http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20071001014516a
2007/10/01-14:57 ハワード豪首相、総選挙を先延ばしか＝最新世論調査でも支持率低迷
【シドニー１日ＡＦＰ＝時事】１日公表された最新の世論調査で、オーストラリアのハワード政権の支持率がさらに下がり、ハワード首相（写真）が総選挙の実施を１１月半ばまで延ばすのではないかとの観測に拍車が掛かっている。ハワード首相が率いる保守連合はすでに１１年間政権の座にあり、同首相は年内に総選挙を実施すると語っている。
ただ中道左派の野党労働党の支持率が再び盛り返していることから、これを懸念している側近たちの助言を受け入れて、ハワード首相は総選挙の実施を先に延ばしたと伝えられている。
１日付の全国紙オーストラリアンが掲載した最新のニューズポール世論調査によると、ケビン・ラッド党首率いる労働党の支持率は、１ポイント上がって５６％となった。政府の支持率は４４％だった。首相としてラッド氏が好ましいとの回答は、１ポイント下がって４７％だった。首相としてハワード氏が好ましいとの回答は３８％だった。この調査は１１３２人を対象に行われた。
同紙のシャナハン政治部長は同調査結果について、「労働党が１２ポイントの差をつけている。これは、首相が投票をできるだけ先に延ばす可能性があることを意味しており、１１月１７日まで総選挙が実施されないことをほぼ確実にしている」と指摘した。 〔ＡＦＰ＝時事〕
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