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(回答先: 福田残債?残滓?内閣 投稿者 木田貴常 日時 2007 年 9 月 25 日 18:51:03)
福田新首相が15閣僚再任、横滑りの“そのまんま組閣”
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200709/sha2007092610.html
衆院本会議で首相に指名された福田康夫氏=25日、国会
自民党の福田康夫総裁(71)は25日の国会で第91代、58人目の首相に選出された。組閣では総裁選のライバル麻生太郎前幹事長(67)が「しばらく休みたい」と入閣を固辞。官房長官は町村信孝氏(62)が外相から横滑り、17閣僚のうち15人が再任または横滑りで、新たな入閣は2人だけ。国会会期中を考慮して微調整にとどまった。福田首相は同夜の会見で「背水の陣内閣だ」と自ら命名した。
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「『背水の陣内閣』だ。一歩でも間違えれば自民党が政権を失う。これから緊張した日々を送らねばならない」。組閣作業を終えて夜の会見に臨んだ福田新首相は、表情を引き締め生真面目な口調で危機感を示した。
衆参両院の首相指名選挙を経て首相に選出、父親の故福田赳夫氏に続く史上初の親子2代首相となった。組閣では、総裁選で大善戦した麻生氏に水面下で入閣を要請。麻生氏は「(福田内閣を)支えるが、入閣は筋が違う。長いこと要職にいたのでしばらく休みたい」と断った。
要の官房長官には首相の出身派閥の町村派会長の町村氏。外相には防衛相だった高村派会長の高村正彦氏(65)がやはり横滑りした。額賀福志郎財務相(63)や、年金問題を抱える舛添要一厚労相(58)らは予想通り再任。総裁選で麻生氏支持派の鳩山邦夫法相(59)らも麻生氏のアピール通り残留となった。
新顔は防衛相の石破茂氏(50)と、文科相で初入閣の渡海紀三朗氏(59)だけ。17閣僚中13人が再任、2人が横滑りで、安倍改造内閣をほぼそのまま引き継いだ格好だ。大量再任は、閣僚の政治とカネ問題を事前に調べる「身体検査」の時間がなかったとの事情もあるようだ。
組閣では、ちょっとしたハプニングも。町村官房長官が閣僚名簿を発表し始めた後でも、肝心の閣僚の一部は首相官邸から呼び出しの連絡すら入っていなかった。ほとんどの閣僚に事前連絡がなく、テレビで自身の名前が読み上げられるのを聞いた岸田文雄沖縄北方担当相(50)は「(官邸に)行っていいのかな。でも呼ばれてないし…」と困惑。自民党のバタバタぶりの象徴か?
新首相は、会見では終始硬い表情で口調も淡々。「ふふふ笑い」もなく、具体的な政策を訴えることも少なく約25分間で終わった。
閣僚認証式や初閣議などは26日で、福田内閣が正式発足となる。
★建築事務所で15年間勤務…初入閣・渡海文科相
福田内閣でただ一人初入閣となったのは、文部科学相に任命された自民党山崎派の渡海紀三朗衆院議員(59)=兵庫10区=だ。早大理工学部卒業後、建築事務所「日建設計」で15年間に及ぶサラリーマン生活を送り、1級建築士の資格を持つ。安倍晋三氏の父である故安倍晋太郎氏の秘書を務めたことも。建設相や自治相などを歴任した父の故渡海元三郎氏の地盤を継ぎ、昭和61年に衆院初当選。平成5年には新党さきがけの結党に参画、政調会長などを歴任した。1度落選したものの復活、11年に自民党に復党している。
★長勢前法相が木札2枚提出
衆院本会議での首相指名選挙で、投票用紙とともに提出する木札の名刺数が投票総数の477より1枚多い“珍事”があった。自民党の長勢甚遠前法相(63)が木札を提出しながら肝心の投票用紙を自席に置き忘れ。慌てて席にとって返し投票したが、その際に木札を再び手渡したためで、長勢氏は本会議休憩中に河野洋平衆院議長(70)を訪ね陳謝した。
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