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「難しい」「時間不足」 自白撤回で模擬裁判(東京新聞)
2007年9月22日 17時54分
裁判員制度の実施に備え、被告が捜査段階の自白を撤回して無罪を訴える想定の模擬裁判が全国50地裁のうち、少なくとも45地裁で実施され「証人尋問や被告人質問の内容や用語が難解」「時間不足」などと審理方法の改善を求める要望の多いことが22日、共同通信社の7月末現在の集計で分かった。
自白の任意性、信用性が争われる公判は、複雑化、長期化しがちで「時間的制約の多い市民が加わる裁判員裁判で最も難しいケース」とされており、今回の結果はこうした“危機感”を裏付ける形となった。
題材は各地裁とも共通で、現金を盗まれたため取り戻そうとした被害者が被告らに殴られたとする強盗致傷事件。被告は公判で「捜査官に『罪を認めればすぐ釈放される』と誘導され、うその自白をした。本当は殴っていない」と訴え、罪を認めた捜査段階の供述調書とどちらが信用できるかが争点となった。
裁判員役からは「議論が難しい」「検察官の主張はまとまり過ぎていて信用性に疑問を持った」「調書より目の前で話す被告の供述の方が信じられる」などの感想が出たという。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007092201000439.html
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