★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK42 > 290.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: [希望のトポス]「ケインズ政策」へ救いを求める土壇場の「ブッシュ流・市場原理主義」の没落 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2007 年 9 月 21 日 17:09:56)
本論の末尾(◆ ◆の後)に、以下の追記があります。
・・・・・
このアメリカ型市場原理主義(ブッシュ政権で特に強く現れた)とEU(欧州連合)型市場主義の対立の根底には「アングロサクソン型金融ビジネスの手法」(投資者(investor)の権利を重視する法制・簿記会計法等=米国型市場原理主義の土壌)と「ジャーマン・フランコ(ドイツ・ヨーロッパ大陸)型金融ビジネスの手法=フランクフルトなどで培われたEU型市場主義」(債権者(creditor)の権利を重視する法制・簿記会計法等の土壌)の違いが影響を与えていると考えられます。
つまり、投資者の権利を守る立場の法制・簿記会計法等を基盤とするアメリカ型市場原理主義は必然的に所謂マネーゲーム型のグローバル経済社会へ傾き、歴史的な知恵から債権者の権利を守る立場の法制・簿記会計法等を基盤とするEU(欧州連合)型市場主義は健全な企業活動重視型のグローバル経済社会へ傾斜することになる訳です。従って、アメリカの後押しで2006年に導入・施行されたばかりの日本の『会社法』がマネーゲーム型の投機に過剰に馴染み、普通の企業活動を守るという視点が欠けているとされるのは当然だと思われます。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK42掲示板
フォローアップ: