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福田VS麻生 北朝鮮外交めぐり応酬【産経】
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070921/shs070921001.htm
福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長は、21日の日本記者クラブ主催の公開討論会で、北朝鮮による拉致問題をめぐり激しく応酬した。
安倍政権の「対話と圧力」路線の継続を主張する麻生氏は、福田氏の対話重視の路線を厳しく追及、福田氏は気色ばんで反論した。
国家観・歴史観をめぐっても両氏は折り合わなかった。
麻生氏「福田氏の対北朝鮮交渉に『圧力』は入るのか?」
福田氏「交渉の過程において対話一本やりということはない。
対話が途絶えてしまっているならば、圧力は必要だ」
福田氏も最初こそ、麻生氏が発言している最中に資料に目を通すなど余裕の表情だったが、麻生氏に対北朝鮮外交を突かれると顔つきが変わった。
麻生氏は、平成14年9月17日に小泉純一郎前首相が初訪朝した際、官房長官だった福田氏が拉致被害者の家族と面談したことに触れ、「あなたは拉致被害者5人が帰国した際、北朝鮮との約束通り、被害者を北朝鮮に戻すべきだと主張したのではないか?」。
福田氏は身を乗り出し「ええ、正しく話をしましょう!
麻生氏は外相をやっておられたのだから、過去の資料をよく見てもらいたかった」と述べると、両手を組み直し当時の経緯を早口で「外務省の報告を知り得る限り家族に伝えた。
それ以上のことを言う必要はない」とピシャリ。
さらに「私は帰国した5人を北朝鮮に戻すべきだなどと言っていない。
ただ、『戻すという約束があるのだから、約束を破って大丈夫なのか』と外務省によく尋ねた。
私は十分配慮しながらこの道筋を進めた」とまくしたてた。
この後、今度は福田氏が反転攻勢に。
麻生氏が掲げる国家観「誇れる国」に触れ、「過去のことをどうするのか。
これから本当に誇れる国になるかどうかが問題だ」と問い詰めた。
これに対し、麻生氏は「『私は日本人です』と堂々と誇れるような国を目標にすべきだ。
私は必要以上に自虐的な史観をもっていないし、自虐史観に基づく考えは私の哲学には合わない」と反論。
福田氏は「自虐史観と切り捨ててしまうことが問題ではないか。
将来を考える場合、今までの考え方を大いに変えていかねばならない」ときり返し、議論は平行線をたどった。
発言する福田康夫・元官房長官
(2007/09/21 20:40)
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