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総裁選 「VS構図」に惑わされるな
9月18日11時41分配信 ツカサネット新聞
今回の総裁選は、国会議員387人(衆院304人、参院83人)に各1票、都道府県連に各3票の計528票で争われ、23日に投開票となる。
15日、元官房長官の福田康夫氏(71)と党幹事長の麻生太郎氏(66)が立候補を届け出た。両氏の一騎打ちとなる構図だ。
都道府県連においては予備選の動きが広まっているのに対し、自民党内は麻生派を除く8派閥は福田氏支持でまとまっており、議員票を考慮しただけでも「福田総裁」誕生はほぼ確実となっている。背景には、党内からの麻生幹事長に対する連帯責任という批判がある。しかし、安倍総理を担いだのは、紛れもなく「自民党」ではないだろうか。連帯責任という言葉が適切なら、現在も自民党に籍を置く議員それぞれにその自覚はないのだろうか。
このような状況を踏まえると、やはり、自民党内の対応へ疑問を抱かざるを得ない。立候補を表明していたものの立候補を見送った議員も数人いる。票が割れること、また党内分裂を回避するための調整であり、「派閥談合」というイメージは拭えない。志のある者は、そのようなものに捉われず堂々と手を挙げるできではなかったか。
現段階はようやく政策論争が出来る状況が整ったにすぎない。今後、都内のほか、大阪市、高松市、仙台市で街頭演説会が行われる。これに伴う世論調査等で、国民の声も明らかになってくるだろう。
投票が行われる前から結果が明らかである現状だが、今回も民意はどこへ行ってしまうのか。
主流派と反主流派の構図を作る。「VS構図」は分かりやすくて結構だが、このような形式に惑わされてはならない。票を持つ国会議員は両氏の政策や理念を聞いて一人ひとりで判断し、各都道府県連においては、地方の声を最大限に聞き入れ、それを反映させるべきである。そして、国民は今こそ一斉傾斜を止めるときである。
「自民党を守るための派閥による選挙」など今すぐに止めるべきである。それが出来ぬなら、早期に衆院解散・総選挙を実施するべきではないか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000008-tsuka-pol
(記者:おがたしゅう)
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