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インド洋での日本の海上自衛隊による給油活動を評価する文言が盛り込まれた国連の安全保障理事会の決議案は、ロシアが「日本という特定の国の国内事情のための内容だ」として不満を表明して棄権した末、採択されました。
この決議案は、アフガニスタンに駐留するNATO=北大西洋条約機構を中心とする国際的な治安支援部隊の活動の継続を認めるもので、決議案の前文では「海上阻止行動」を含むアメリカ軍主体の軍事作戦への各国の貢献を評価すると記されています。アメリカ政府の関係者によりますと、この「海上阻止行動」は日本の海上自衛隊の給油活動を念頭に置いたものだとしています。
この決議案をめぐり、安保理は日本時間の20日午前6時半ごろ採決し、ロシアが棄権した末、採択されました。棄権した理由について、ロシアのチュルキン国連大使は、記者団に対し「アフガニスタンの治安は重要な問題だが、今回の決議案は日本というある特定の国の国内事情のためである。国際社会全体の課題を協議する安保理の性格にそぐわない」などと強い不満を表明しました。また、決議案に賛成した中国の代表も議場で発言を求め、「こうした採択のしかたが悪しき前例にならないよう期待する」と述べ、審議が性急であることに不満を表明しました。一方で、アメリカのハリルザド国連大使は、採決に先立って記者団に対し「決議案は日本に対して日本の活動がきわめて重要であり国際的に感謝しているとのメッセージを送るのがねらいだ」と説明しました。
9月20日 7時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/20/k20070920000032.html
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