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被爆者代表は「政治的言動する」 久間発言に５団体再び反発（長崎新聞）
長崎原爆被災者協議会（長崎被災協）など被爆者五団体は十八日、長崎市役所で記者会見し、久間章生元防衛相が、被爆者団体の代表について「政治的言動をする方」と発言したことを批判、久間氏に発言の撤回と謝罪を求める抗議文を送った。
久間氏は十三日、原爆投下「しょうがない」発言で防衛相を辞任して以降初めて長崎入りし、政治活動を本格化する上での「けじめ」として県庁で会見。団体側と会って謝罪するかどうかを問われ、「団体トップは政治的な言動をされる。（面会は）今のところ考えていない」と発言した。
長崎原爆遺族会の下平作江会長は、「政府に対し核兵器廃絶をお願いしていることが政治的発言なのか」と反発。県平和運動センター単産被爆者協議会連絡会議の川野浩一議長も「政治的発言をするなというのは、被爆者団体に行動するなと言うことだ」と憤った。
五団体は、しょうがない発言に続く「暴言」「誹謗（ひぼう）中傷」と受け止めており、長崎被災協の山田拓民事務局長は、「政治家としての資質を疑う。こういう言動の人は選挙民から厳しい目で指弾されるだろう」とくぎを刺した。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070919/02.shtml
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