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Re.親分に習って、曲がりくねった屈折した議論 ← 小沢論文は憲法を楯に…
http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/1157.html
投稿者 仁王像 日時 2007 年 10 月 12 日 20:11:01: jdZgmZ21Prm8E
 

(アルル論文から一部引用)
http://amesei.exblog.jp/d2007-10-10

 小沢「国連の平和活動は国家の主権である自衛権を超えたものです。したがって、国連の平和活動は、たとえそれが武力の行使を含むものであっても、日本国憲法に抵触しない、というのが私の憲法解釈です」。

 アルル「2番の対応であるが、私はこれでもいいと思っているが、この考えは世間の多数を占めないだろう」「私は、原理的には2番目の考えであるが、3番目の考えでも途はある(ただし、相当に条件を厳しくした上で・・・)という考えである。そして、仮に無理に1番のやり方で行くくらいならば、4番でもやむを得ないという考えである」※。
〔※ 1.全面的に賛成する 2.全面的に反対する 3.原則は賛成するが、各論で要件を厳しくする 4.原則的には賛成しないが、例外的に認める場合をもうける〕

〔臭うぞう〜コメ〕
 アルル氏の議論は親分(副島氏)に習って、曲がりくねって屈折していると言わねばならない。〔小沢論文は「憲法を楯にした立てこもり」の否定〕などという表題のつけ方がすでに胡散臭い。曲がりくねりながら小沢に塩を送っている。『この考えは世間の多数を占めないだろう』などと大衆追随型の思考傾向もみられる。そして、「2」がダメなら、「3」があり、さらには「1」や「4」もあり得ると逃げ道も用意してある。「小沢代表は理想論を言っている」などと言うのは、親分の顔色を伺っているのだろうか。「賛成」「反対」のまえにまず原理・原則の可否を問うべきである。

 上に引用した小沢の思想はまさにヤコブ・モルガン氏の指摘する「世界政府」の考え方そのものであろう。非常にキケンである。この考え方は、学問的にも誤りであろう。いかなる法源のもとで国連が一国の主権の上に立つことができるのであろうか。アルル氏は肝心のこのことに言及していない。
 
 小沢が引き合いに出した横田喜三郎は、小室直樹氏が、
「横田喜三郎、あれはとんでもない愚か者。国際法というのは、そもそも戦争法規から発達したということは常識である。にもかかわらず、戦後に、「日本は戦争をやらないことになったのだから、戦争の研究は一切やるな」と言って、東大の国際法学科から戦争の研究を追い払った。…横田喜三郎。この名ほど、「戦犯」とも「国賊」とも「殺人者」とも呼ぶにふさわしい名は他にない」(『自ら国を潰すのか』小室直樹・渡部昇一/徳間書店'93年)と断じている男である。

 原理・原則、つまり論を立てる基盤がどこにあるのかも定かでないアルル氏の議論は、空中に両足をつけているように頼りなく、非常に素人っぽい。文章に直截さを欠き、切れ味悪く、アレやコレやである。未だ三流言論人の域を脱していないとと思う。


〈参照〉
・小沢論文は「憲法を楯にした立てこもり」の否定(ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 )
 http://www.asyura2.com/07/senkyo42/msg/1071.html
 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 11 日 10:16:48: 2nLReFHhGZ7P6

・Re: 騙(かた)り続ける?学者
 http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/417.html
 投稿者 仁王像 日時 2007 年 8 月 31 日 19:31:26: jdZgmZ21Prm8E

・Re: 姑息な手段!−「国連待機軍」構想
 http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/460.html
 投稿者 仁王像 日時 2007 年 9 月 29 日 20:43:33: jdZgmZ21Prm8E

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