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2007.10.11(その1)
森田実の言わねばならぬ[638]
平和・自立・調和の日本をつくるために【437】
財務省の日本経済縮小路線=財政再建至上主義をこのままつづければ日本は崩壊する
財務省は、財政再建至上主義のためなら日本がつぶれてもよいと考えているかのようだ
小沢民主党代表の農業政策や子育て支援に対して自民党・公明党・マスコミは「バラマキだ、バラマキだ」と叫んで小沢民主党を叩いているが、この小沢非難の「バラマキ」大合唱の震源地は財務省ではないのか。アメリカ政府に奉仕し、日本国民を苦しめることが、日本政府のやることか――と言いたい。
「獅子身中の虫」(梵網経)
[(獅子の身中にすんで、これの恩恵を蒙っている虫が、かえって獅子の肉を食ってこれに害毒を与える意)仏徒でありながら仏法に害をなすもののたとえ。また、内部にいて恩恵をうけながら、害をなすもののたとえ(広辞苑)。財務省は日本国の「獅子身中の虫」である]
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元新聞記者のI氏が、久しぶりに訪ねてきた。2人のお子さんを立派に育て上げ、いまは山梨の山中に家を建て、悠々自適の生活をしながら、ボランティアとして自然環境を守る運動に参加している仙人のごとき人物である。もう20-30年前のことだが、I氏はカミソリのような鋭い感覚をもった政治記者だった。こんなすごい記者がいるのか、と何回か感じたことがあった。このI氏が久しぶりに訪ねてくれた。まさに「朋、遠方より来たる」である。
話を聞いているうちに、だんだん自分の不勉強が恥ずかしくなった。I氏は膨大な量の本を読んでいる。インターネットを通じての情報量もすごい。話を聞いて圧倒された。彼は全国各地を取材して回っている。定年退職して完全なフリーになってからのI氏には大新聞記者の風格が備わっていた。この世の中にはすぐれて人物がいるものだ――と改めて感じた。I氏は言った。
《森田さん。財務省の財政再建至上主義をこれ以上つづけたら、日本はつぶれてしまいますよ。経済成長を政府の力で抑制し、日本経済の力を減退させる財務省主導の「貧乏神」政策をとっていたら、日本は崩壊してしまいます。小泉内閣以来の政府は、財務省の路線にしたがって、地方を切り捨て、零細企業を切り捨て、若年労働者切り捨て政策をとってきた。中山間地の集落はどんどんつぶれている。農業人口は減る一方だ。子どもは生まれない。こうした日本経済劣化政策は財務省が主導している。まさしく狂気的破壊政策だ。
公共事業にしても、工夫は必要だが、やめてしまったら地方・地域の経済はつぶれてしまう。すでに多くの地方の地域社会が壊滅的状況になっています。
財務省の財政再建至上主義は失敗したことは明白です。小泉内閣発足から6年半近く日本は財政再建至上主義でやってきたが、財政赤字が減るどころか、財政赤字は急増している。日本経済を悪化させたことが主原因です。財務省は今後も日本経済を悪化させながら財政再建至上主義を貫こうとしているが、こんなことをしていては財政再建ができないだけでなく、日本国がつぶれてしまう。栄えるのは財務省だけです。
財務省路線を転換しないと大変なことになります。しかし、政界も官界も経済界もマスコミも、皆、財務省路線に立っている。民主党も財務省路線に立っている。
森田さん。なんとかなりませんか。民主党までが財務省路線に立ってしまっている。》
私はI氏と同意見である。これから財務省路線を変えるために全力を挙げることをI氏に誓った。「財務省の財政再建至上主義の否定なくして日本経済の再生なし」――である。
財務省は自公連立与党を動かし、マスコミを支配し、日本破壊政策を進めている。国民生活がどんなにひどい状況になっても、いまの「貧乏神」政治をつづけていこうとしているのが、冷酷非道の財務省官僚である。財務省官僚支配がつづいたら、日本国民が地獄に落とされてしまうだろう。われわれはめをさまさなければならない。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03755.HTML
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