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[参考情報][映画『ブラック・ブック』に見る“美しい国”崩壊の危機の真相]の残照
<注>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでごらんください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070917
・・・なお、映画『ブラック・ブック』のヒロイン、ラヘルを演じた女優カリス・ファン・ハウテンは、前FRBグリーンスパン議長に大きな影響を与えたとされるアインランド女史(その事情については当記事の終わりの方に書いた“関連参考情報”にあり)よりも遥かに知的な美女ですので、当記事の画像はこのURLをクリックして是非ご覧ください。
・・・また、前の記事(No.1161)で映画『ブラック・ブック』の主人公(ヒロイン)、ラヘルを演じた女優名に誤記がありましたので以下のとおり訂正しておきます。
(誤)エリザベス・バークレイ
(正)カリス・ファン・ハウテン
[f:id:toxandoria:20070917093654j:image][f:id:toxandoria:20070917093741j:image]
・・・カリス・ファン・ハウテン (Carice van Houten)は、この映画『ブラックブック』(2006年制作)でオランダ国内の映画部門の最優秀女優賞を受け女優(オランダ人)です。
<注>当記事は、[映画『ブラック・ブック』に見る“美しい国”崩壊の危機の真相、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070915]のコメント&レスを再録したものです。
・・・・・
三介 『お久しぶりです。
いつもながら読み応えある内容に感心しきりです。
>ブラック・ブック
凄い映画ですね。
>Justiceには<公正>(Fairness)と<公平>(Impartiality)
丸山真男が「忠誠と反逆」で「確かに日本の封建主従関係は欧州のとは違い、主の方が一方的に忠誠を誓わせる片務的。けれど、それゆえに、いやなら別の主君を探せば好い欧州の封建家臣とは違い、諌言に自己の命運の全てを懸けるということも起こり得る」というようなこと書いてました。
国王も従うべき普遍的な価値を国家レベルでは、生み出さなかった日本の思想的貧困の中にも、それなりの価値「美点」はあったと言うことでしょう。
今はそれさえない。アメリカ追随[最強国のケツだけ見つめる]事大主義のまん延。
>民主党を始め・・野党は、・・海上給油の記録を詳細に調査し・・具(つぶさ)に国民へ報告(イラク戦争への転用は本当にないのか?)すべきシーファー大使も小沢氏と会談の際、「極秘事項も出す」と約束してましたけど、あれが単なるリップサービスでないことを証明できるよう、野党の対決姿勢を国民が励まし、与党に圧力をかけ続けることですね。
http://blogs.dion.ne.jp/ivanat/archives/6189218.html』 (2007/09/16 23:23)
toxandoria 『三介さま、こちらこそです。
今回の『唐突で無責任な安倍辞任劇』は政権与党の「腐敗・堕落」の象徴だと理解しています。そこには、寄生(世襲)政治家の蔓延を許してきた日本国民自身の責任もありますが・・・。
福田、麻生の両氏とも“国民からの信頼回復”を掲げていますが、政権与党が束になって散々国民を騙し続けてきておきながら、いまさら何が“信頼回復だ!”と言う感じですね。
同じように“ブッシュの飼い犬”を演じながらも、「ブッシュのイラク戦争へ加担し過ぎた」という過半の英国民からの強い批判を受け入れたブレア(経済立て直しの功績は、それはそれとして国民から高く評価されています)が潔(いさぎよ)く退場し、しかも政権を絶妙のタイミングでブラウンへ禅譲したイギリスは、結果的に政府と国民が良好な信頼関係を回復しています。
日本のグチャグチャした悲惨な政治状況とは雲泥の差が生まれてしまっています。
それに、今回の米国サブプライムローン問題の周辺を観察していると、EU(欧州連合)は米国にない強さ(したたかさ?・・・良い意味でですが)を帯びつつあるように思われます。
今回、来日したばかりの独・メルケル首相にしても、日本のウソばかりついているペテン師のような政治家が束になってもかなわぬような存在感がありましたね。』 (2007/09/17 10:53)
・・・・・
(関連参考情報)
◆前FRBグリーンスパン議長が、イラク戦争は「石油が目的だった」とブッシュを痛烈に批判
【出典】2007.9.17.日本経済新聞ネット、http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070917STXKB009117092007.html]
・・・これによると、前FRBグリーンスパン議長は“ブッシュ政権が石油(利権)目的でイラク戦争へ突入し、財政面でも野放図に歳出を放任したと回顧録の中で痛烈に批判したようです。
・・・元々、グリーンスパン氏は米国型市場原理主義へ大きな影響を与えたリバタリアン(自由至上主義者/参照、下記記事★)であり、リバタリアンの教祖的存在である美貌のアインランド女史と“深い親交”(?)があったことでも知られています。また、アメリカへの留学経験で箔を付けて帰国し、その後、小泉〜安倍政権下で日本の政・官・財を牛耳ってきたスーパー親米の超市場原理主義者らにとっても神のような存在です。
・・・このような“市場原理主義の中枢人物”からさえも見捨てられようとしつつあるブッシュ政権にピッタリへばり付き、這い蹲(つくば)るばかりの日本は、一体どのような目で世界から見られているのでしょうか? 恐らく、このグリーンスパン氏の痛烈なブッシュ批判の波紋は、ボディーブローのように米国内ばかりか世界中へ広がって行くはずです。
★2005-03-26付toxandoriaの日記/作家アイン・ランド、米国ユニラテラリズムのもう一つの『源流』、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050326
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