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http://news.livedoor.com/article/detail/3338220/
植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(7)
2007年10月10日08時31分
【PJ 2007年10月10日】− (6)からのつづき。
◆ 事件の影響について
−300枚書き上げた2004年事件の真相についての原稿はどうなったか。押収されたままか。
「これはデータになっていて、一部は今回の本の巻末資料に使った。ただ、2004年の事件についての概略の部分についてだけで、それ以外はそのままになっている」
−これを警察が狙った可能性は。
「分からないが、わたしの業務用のパソコンを2台持って行かれた。そこにはメールのやり取りなどが全部入っている。会員制レポートの名簿も没収されたので、長く発行できなかった。業務用のデータ、機材を持っていかれたので、非常に困っている。購読者の名簿は現物の申込書を集めて再入力して修復したが、それでも漏れがある。事件が決着しないと返ってこないのではないかという気がする」
−自著の『知られざる真実』の出版が延びた理由は。
「一番大きな理由は、巻末資料に事件の概要を記載しているので、公判の成り行きを見る必要があった。公判との関係で、タイミングを見計らった。最終弁論の前で、被告人質問を終えた段階となると、時間が限られた。その中で日程に応じてくれる出版社に頼んだ」
−マスコミ報道についてはどう感じているか。
「情報が一方的だ。検察や警察当局と、被疑者・被告人が当事者だが、メディアは警察・検察情報をあたかも真実であるかのように伝える。それから当局から発表される情報について、十分な裏付けを取らずに報道するのが非常に大きな問題だ」
「もう一つは本にも書いたが、今の政治状況は世論動向に大きく左右されていて、世論に一番影響力を与えるのがテレビ、新聞を中心としたマスメディア。政治権力としては世論を誘導することが大きな課題になっている。政治上、『メディアコントロール』が重視されているが、事件報道についても何らかの政治的な意味を持った事件については、メディアコントロールによってターゲットとなる人に打撃を与えることが意図されているように思う。わたしの例もそうだと思うが、ほかにも多くの事例を示すことができるだろう」【了】
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■関連情報
『知られざる真実−勾留地にて−』
補足:
■次 回 公 判 の 予 定
【刑事裁判】
東京地方裁判所 刑事第2部
事件名 迷惑防止条例違反 平成18年特(わ)第4205号
希望者多数のため抽選。前回倍率=約7.4倍(24席/177名希望)
第十二回(判決) 10月16日(火) AM10:00〜
■前回公判記録より最後部抜粋―
平成18年特(わ)第4205号
公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反
裁判速記録
日時・平成19年8月21日(火)
於・東京地方裁判所第429号法廷
http://uekusajiken.ganriki.net/sokki/082107.html
神坂裁判長 それでは、以上で審理を終了いたします。
判決言い渡しですけれども、10月16日午前10時からということでよろしいですね。
弁護人3 本日、時間内におさめようということと、わかりやすい弁論の手法をとりましたが、提出した弁論要旨に証拠を引用して詳細に記載しておりますので、ぜひとも目を通していただきたいと思います。
神坂裁判長 はい。
期日はよろしいでしょうか。
弁護人3 はい。
検察官 はい。
神坂裁判長 それでは、次回期日は、10月16日午前10時からと指定いたします。
本日の法廷は、以上で終了いたします。
午前11時54分 閉廷
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