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自民総裁選、麻生氏先行か 谷垣、福田氏も取りざた '07/9/12【中国新聞】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709120398.html
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安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が十二日、事実上のスタートを切った。首相の信任が厚く国民的人気も高い麻生太郎幹事長の出馬を求める議員が多いが、昨年の総裁選に出馬した谷垣禎一元財務相のほか、福田康夫元官房長官の出馬を促す声も出ている。
自民党は十二日夕、緊急の役員連絡会、総務会を相次いで開催、麻生氏が「政治的空白をつくらないため、至急総裁選に入る」などとして、衆参両院議員と各三人の都道府県代表による両院議員総会で総裁選を行うとの提案を了承、総裁選挙管理委員会(臼井日出男委員長)を設置した。
新総裁を十九日に選出する日程は十三日の両院議員総会、総務会で決定する予定だが、執行部に対し、二○○五年の衆院選で初当選した「小泉チルドレン」らが全党員による投票を要求。ほかにも「納得がいかない。国民からの批判を招き、次の衆院選は惨敗してしまう」(山崎派議員)などの反対意見が出ている。
総裁選に関しては「(候補者を)無理に一本化すべきではない」、「開かれた総裁選を堂々と行うべきだ」などの意見が大勢で、複数の候補者が立候補する見通し。各派閥は総会などを開き今後の対応などについて意見交換、古賀派は対応を会長の古賀誠元幹事長に一任、町村、高村両派は派閥で一致して対応していく方針を確認した。
麻生氏に対しては若手議員を中心に出馬を求める声が多く、麻生派総会では「立候補するのは当然だ」との「主戦論」が相次いだが、麻生氏は十二日夕、「まだ(出馬するかどうかを)答える時期ではない」と述べるにとどめた。
ただ党内には「安倍さんという後ろ盾があっての麻生さん。簡単にはいかない」(伊吹派中堅)との声や、「政権を放り出し、党に多大なダメージを与えた安倍さんと近い人では『局面転換』はできない」(閣僚経験者)など反対意見も少なくない。
一方、小泉純一郎前首相を引き継いだ安倍首相の改革路線に批判的なグループから期待を集める谷垣氏は、成田空港で記者団に対し「あまりにタイミングの悪い辞任だ。政策転換は必要。どういう形がつくれるか同志ともども相談したい」と述べ、出馬に前向きな姿勢を表明。
首相に距離を置く議員の一部からは「緊急時は福田さんだ。最近は総裁選を意識して活動も積極的になっている」(山崎派若手議員)との声も上がった。福田氏は昨年の総裁選出馬見送り以降、表立った活動は避けているが動向は今後の焦点となりそうだ。
小泉前首相、安倍首相を批判してきた加藤紘一元幹事長、伊吹派の中川昭一前政調会長はそれぞれ記者団に対し「全くそういうことは考えていない」(中川氏)などと述べ、出馬する考えのないことを強調した。
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