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経済同友会の桜井正光代表幹事は、4日の記者会見で、遠藤前農林水産大臣が3日に辞任したことについて、「国民は相当な怒りを持っている。政策をいろいろ議論するうえで中核となる内閣がこういう状態であるのは非常に大きな問題だ」と述べ、政府の財政改革などの経済政策に影響が出ることに懸念を示しました。
この中で桜井代表幹事は、遠藤前農林水産大臣が3日、みずからが組合長を務めていた農業共済組合が農業共済の加入者を水増しして国からの補助金を不正に受給していた問題の責任をとって辞任したことについて、「今回の問題は、調べてみないとわからないというレベルの話ではなく、会計検査院の調査で事前にわかっていたことをどう処理するのかの問題であり、絶対あってはならない。国民は相当な怒りを持っており、わたしもつくづくそう思う」と述べ、厳しく批判しました。そのうえで、桜井代表幹事は「今後の国会で政策をいろいろ議論するうえで中核となる内閣がこういう状態であるのは非常に大きな問題で、国会の進行にもたいへん大きな影響を及ぼすのではないか」と述べ、政府の財政改革などの経済政策に影響が出ることに懸念を示しました。9月4日 17時55分
“経済政策への影響を懸念” (NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/05/k20070904000125.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/05/d20070904000125.html
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