★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK41 > 655.html ★阿修羅♪ |
(回答先: 小泉前首相は今何をしているのか(天木直人のブログ 9/4) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 9 月 04 日 20:53:32)
当夜の行状:こんな小泉首相に「テロに屈しない」とほざかせていいのか!:「康夫さん、やってください」 [アサヒ芸能4・22
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/222.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 13 日 15:48:47:Mo7ApAlflbQ6s
森、小泉、安倍と続いた清和会支配ではありますが、実は支持率も評価も最悪だった森政権が一番まともだったのかもしれません。笑い話にもならないですが。
以下は余談ですが、森田実氏は最初から小泉構造改革がインチキであることを主張しておられました。だからこそ「干された」訳でもありますが。
「森田実の時代を斬る 2001.12.1
小泉改革は少数の強者と大多数の弱者を生む
最近、地方リーダーと懇談する機会が増えた。地方自治体の首長や議員、中小企業経営者や経営団体の役員ともよく会う。小泉内閣が発足した直後の4、5月頃は期待感があったが、夏になると憂慮に変わり、秋になると「小泉改革は地方・中小企業・農業の切り捨てだ」との怒りの声が強くなった。
小泉内閣の発足以来、私は、小泉改革の本質は「強者をさらに強くし、弱者を切り捨てる」ことにあるとして厳しく批判してきた。批判者は私だけではなかった。
小泉改革の本質を衝いた経済界長老の発言を耳にしたのは、6月に行われた郷里の先輩・故木部佳昭元建設大臣の会の席だった。
「小泉改革とは、日本が今までどおりの経済大国として生きるために、日本国民をごく少数の大金持ちと大多数の貧乏人に二分化し、強者をさらに強くするものだ。しかし日本はこの道をとるべきではない。たとえ国際面では経済力20位以下の国になっても貧富の差の少ない国民が助け合っていく安定した国として生きるべきだ」。
この経済界長老の言うとおりだと思う。第二次大戦後、日本は奇跡的な経済成長に成功した。この原因として多くの幸運に恵まれたことを忘れてはならない。成長期が終わり経済が下降局面になった時、日本政府は数々の失敗を重ねた。橋本内閣の大失政、小渕内閣の挫折、森内閣の無為無策――これにより経済状況はさらに悪化した。このあと登場した小泉内閣は「構造改革なくして景気回復なし」(最近は「構造改革なくして経済成長なし」)のスローガンを掲げた。構造改革を断行すれば景気回復が可能だというのである。多くの国民は、小泉首相の歯切れのよさと卓越した演技力に圧倒され〃構造改革幻想〃の虜になった。
だが、小泉流の構造改革によっては景気回復は困難――と言うより不可能だ。むしろ小泉構造改革は景気をさらに悪化させるものだ。
小泉首相が内閣総理大臣に就任してから7カ月経つが、国民は小泉首相の「叫び」だけを聞かされつづけた。実績はない。他方で経済状況は急激に悪化している。小泉首相は景気回復に無関心であり、景気回復のために努力する意思が感じられない。それどころか、景気回復策をとれば構造改革が遅れるとの、不況推進の立場だ。
小泉構造改革の中心は、@不良債権の早急な処理、A特殊法人改革、B財政削減の三つ。
第一の不良債権処理はもう少しテンポをゆるめて着実に進めるべきだが、小泉内閣はあまりに急ぎ過ぎている。これが米国ブッシュ政権の圧力によるものであることは明らかである。急ぎ過ぎの不良債権処理が日本の景気回復を遅らせているだけでなく、一層の悪化の最大の原因である。小泉首相はブッシュ政権を喜ばせるために日本国民を犠牲にしている。
第二の特殊法人改革は今すぐに急いでやらなければならないことではない。やり方も乱暴である。政争的でなく実務的に進めるべき事柄を、いたずらに荒立たせている。このことが景気をさらに悪化させる原因になっている。
第三の財政削減は橋本内閣の大失政の繰り返しである。景気が下降している時の増税や財政支出の削減が大不況の原因となることは、1930年の米国のフーバー大統領の大失敗の経験によって明らかである。橋本内閣はフーバーの大失敗の67年後にこの失敗を繰り返し、世界中から「橋本は第二のフーバー」と批判された。この記憶がいまだ新しいところで、小泉首相は橋本首相が犯した過ちをまたも繰り返そうとしている。「過ちて改めざる、これを過ちという」(孔子)――小泉首相は大きな過ちを犯そうとしている。
小泉改革の目標は米国流競争原理の日本への導入である。日本を弱肉強食の世界に変えようとしている。だが、過度の競争は安定社会を崩壊させる。
社会において最も大切なのは安定と均衡である。国民社会の二極化は社会の安定と均衡を崩す。今こそ小泉改革幻想から醒めて弱肉強食の国民二極化政策の本質を見抜き、小泉不況打破のための新方策を考えねばならない。」
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0314.HTML
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK41掲示板
フォローアップ: