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2007.9.4(その3)
森田実の言わねばならぬ[530]
平和・自立・調和の日本をつくるために【358】
【7.29参院選後の政治情勢と政治課題(6)】
日本の政治は、小泉・安倍政治をはっきりとそして徹底的に否定し、政策大転換を行わなければ、日本の将来はない
「一利を興すは一害を除くに若かず」(耶律楚材〈やりつそざい〉、中国元王朝の名臣)
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いま、日本再生のために必要なことは「ブッシュ・小泉・安倍」政治の否定である。日本国民は「ブッシュ」から自立し、ブッシュ政治の追従者だった小泉前首相の否定しなければならない。小泉後継の安倍政治も否定しなければならない。
今日、大多数の日本国民が体験している苦しみと諸悪の根源は「ブッシュ・小泉・安倍政治」にある。
アメリカ共和党政権が進める戦争政策に日本政府(小泉政権)は加担した。小泉政権は戦後日本の国是である平和政策を否定した。安倍政権はこの戦争政策路線を継承しただけでなく、従米軍国主義の方向へ走り始めた。
さらに安倍首相は、戦後レジームからの脱却を掲げ、戦前・戦中の歴史の事実まで否定しようとした。従軍慰安婦問題への日本軍の関与を否定した安倍首相の発言はアメリカ国民の虎の尾を踏むに等しい愚行であった。このために米国議会下院本会議において、厳しい内容の、日本政府への謝罪要求決議をされてしまった。
それでも安倍首相らは反省を拒否している。鈍感である。鈍感すぎる。
経済政策においても小泉・安倍政権は米国ブッシュ流の弱肉強食の市場原理主義を取り入れて、日本社会を混乱させた。小泉首相は日本の風土に合わない市場原理主義を日本に無理やり導入して、日本社会を大混乱に陥れた。
小泉政権は地方を切り捨てた。弱者を犠牲にして少数の強者のみが栄える政策をとった。中小零細企業も切り捨てられたのだ。小泉政権は構造改革の名で年金・医療・介護を破壊した。
小泉・安倍政権は「改革」の名のもとで、均衡ある日本社会を破壊した。安定した雇用、安定した労働関係、安定した地域社会の和と共生システムを破壊した。日本的助け合いのシステムも、壊した。
重ねて言う。現代日本の国民生活における苦難と諸悪の根源は、ブッシュ共和党敵政治を日本に導入した小泉・安倍政治の大愚行にある。
いま必要なことは小泉政治を全面的にそして徹底的に否定することである。それなしに日本の再生はない。 そして、小沢一郎民主党代表が訴えた国民生活の向上を理念とする新たな生活重視路線に立つ政治を実現するための政権交代を達成しなければならない。9月10日に開幕する臨時国会を日本再生への再出発の機会にしたい。(つづく)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03648.HTML
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