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(回答先: 瀬島龍三氏が死去 元大本営参謀、老衰で(共同通信) 投稿者 gataro 日時 2007 年 9 月 04 日 10:49:35)
http://homepage3.nifty.com/~fwix7026/books/ww2/sejima.htm から転載。
相剋と自壊 瀬島龍三 参謀の昭和史
著者:保坂正康。文春文庫。
87年刊行、01年文庫化。
戦中は大本営の作戦参謀を勤め、戦後は伊藤忠の企業参謀、さらには中曽根行革で総理の政治参謀として活躍してきた瀬島龍三。と、こう書けば輝かしいばかりの経歴だが、その裏には数々の疑惑があるようだ。
「大本営参謀として語っておかなければならない事実、関東軍参謀としての自らの役割、昭和二十年八月十九日のソ連側との停戦交渉、昭和二十一年五月から始まった東京裁判でのソ連側証人に選ばれた経緯とその発言内容、さらには将校の民主化運動を指揮した事実、そういった事実を公人としてなぜ具体的に証言しないのか。瀬島氏が歴史と関わった部分で誠実に証言しない、あるい歴史を歪曲しようとしている姿勢に強い疑念を持った」、とあとがきで著者は述べる。
私は瀬島龍三に関しては名前だけしか知らなかったので、正直この本を読んで驚きました。これらが全て事実ならば、元軍人の風上にも置けないとんでもない人物である。まあ、この本だけを根拠に決め付けるのも短慮というもの。興味が出てきたのでこれを機会にいろいろと調べてみます。
もっとも、軍人の中でも参謀という人種は、官僚のエリート中のエリートですから、現代のそれらの性質上、自己保身こそが最優先だったとしても不思議じゃないのかもしれないけれど、「軍人たるもの、潔くあるべし」という考え方が好きな私としては心情的にはこういう話はあまり信じたくないんですが(--;。
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