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フランスのサルコジ政権が、イラクに外相を派遣するなど、アメリカのイラク政策に一定の理解を示す姿勢を見せていることについて、イラク戦争に反対してきたドビルパン前首相は「アメリカのイラク政策を支持することは、とてつもない誤りで、フランスに危険を招く」と厳しく批判しました。
フランスのサルコジ政権は先月、イラク戦争が始まって以来、フランスとして初めて外相をイラクに派遣し、現地のアメリカ軍関係者と意見を交わすなどアメリカのイラク政策に一定の理解を示す姿勢を見せています。
これについて、4年前外相としてイラク戦争に反対する論陣の中心となったドビルパン前首相は3日、ラジオのインタビューの中で「現時点でブッシュ政権のイラク政策を支持することはとてつもない誤りだ」と強い調子で批判しました。そして「イラクの安定に必要なのは、挙国一致の政府を作り、アメリカ軍の撤退の期日を早期に決めることだ」としたうえで「フランスが立場を誤れば、みずからをも危険を招く」と述べ、アメリカに同調すればフランスがイスラム過激派などによるテロの標的にもなりかねないと警告しました。
かつて与党内でサルコジ大統領とライバル関係にあったドビルパン前首相は、最近のサルコジ政権の進める改革や外交政策に対する批判を強めています。
9月4日 8時36分
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/04/k20070904000040.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/04/d20070904000040.html
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