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http://alcyone.seesaa.net/article/53612856.html
わが知己である「nofrills」氏がせっせと資料を探索してくれた。
http://nofrills.seesaa.net/article/53522653.html
江田さんの発言の直接のソースを探そうと、とりあえず米軍第五艦隊 ("5th fleet" で検索すればすぐにわかる)のサイトで「オペレーション・イラク・フリーダム」で「有志連合が何をやっているか」についてのページを探してみたが、見当たらない。5th fleetのサイトで、"Our Mission and Area of Responsibility" のところを見てみたが、見当たらない。自力で探すのは早々と断念。
一応、第五艦隊の「ニュース」一覧のページ:
http://www.cusnc.navy.mil/articles/index.html
(略)
……それで、米軍の第5艦隊のHPに書いてあったというので探してみたがここ?
Oiler Completes Japan's 700th Refueling in Arabian Sea
http://www.cusnc.navy.mil/articles/2006/224.html
5年以上にわたり700回もOperation Enduring Freedom 作戦で給油してくれたと書いてあるようだ。
(略)
上記の第五艦隊の記事、音声ニュースもついてます。一応中身も:
December 3, 2006
FOR IMMEDIATE RELEASE
Release # 224-06
Oiler Completes Japan's 700th Refueling in Arabian Sea
By Mass Communication Specialist 1st Class Kathryn Whittenberger
ARABIAN SEA Japanese oiler JDS Mashu (AOE 425), part of Escort Division 8, conducted a replenishment at sea with the German navy frigate, FGS Schleswig-Holstein (F-216), Nov 27, marking Japan's official 700th refueling of a U.S. or coalition ship since Nov. 2, 2001.
For more than five years, Japan has provided fuel for these vessels so U.S. and coalition ships can conduct operations in the Arabian Sea as part of Operation Enduring Freedom (OEF).
"We sincerely wish to continuously contribute to improving the operational efficiency of coalition ships," said Escort Division 8 Commander Japanese Capt. Koji Sugihara.
This was the sixth replenishment Schleswig-Holstein conducted with Mashu since the German ship arrived in the region in June.
"In the wide maritime area of operations we operate in, it's of utmost importance that we can rely on the availability of capable replenishment units," said Schleswig-Holstein Commanding Officer Cmdr. Eike Wetters. "Therefore, the continued support of the Japanese is very essential to the coalition's mission in the region."
んー、自衛隊が参加している作戦名が、Operation Enduring Freedomになってるのね。その点は日本政府の言ってること(つまり「アフガン戦争」との弁解)と一致している。また細かい数字も出てないから、江田さんのソースはこれではない。
http://en.wikipedia.org/wiki/Operation_Enduring_Freedom
http://www.globalsecurity.org/military/ops/enduring-freedom.htm
同じ「Jin and Tonic」さんのエントリのもうちょっと下の方:
……第5艦隊の「Operation Iraqi Freedom」というページの下のほうにこう書いてあるのをようやく探した。
http://www.cusnc.navy.mil/Orders%20to%20Command/pages/oif.htm
The Government of Japan has contributed in excess of 86,629,675 gallons of F76 Fuel - worth more than $76 million dollars - since the inception of Operation Enduring Freedom.
アフガンから始まったテロ撲滅作戦である「Operation Enduring Freedom」ではなく、イラク戦争「Operation Iraqi Freedom」のページに書いてあるところで、まあ証拠といえなくもないな。
でも85%とは書いてないんだよね。どこに書いてあるんだ?と思っていたら、そのサイトはアクセス不可になっているんだそうだ。
江田さんの発言の「8,862万9,675ガロン」と "in excess of 86,629,675 gallons of F76 Fuel" は見事に一致するので、これですね。すばらしい。
(略)
「しんぶん赤旗」の記事:
「自衛艦はイラク戦に参加」
アフガンテロ対策のはずが…
米海軍機関紙が報道
給油、情報を提供
2003年5月23日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-05-23/01_04.html
(略)
“海上自衛隊艦船がイラク戦争から帰還”―。二十日にインド洋から海上自衛隊横須賀基地に帰港したイージス護衛艦「きりしま」など海自艦船三隻について、米海軍横須賀基地の機関紙「シーホーク」二十三日号は一面トップで、こう報じました。
(略)
この記事には「シーホーク」の1面の画像が掲載されていますが、ほんとにヘッドラインが、JMSDF ships return from Operation Iraqi Freedom となっています。
あと、江田さんの発言にあった記述:
海自艦船は、「きりしま」のほか、護衛艦「はるさめ」、補給艦「ときわ」。同紙は、これら三隻が「イラクの自由作戦……を支援するためインド洋に配備され、五月二十日、母港の横須賀に戻ってきた」と指摘。「イラクの自由作戦における同盟軍の海上作戦を成功させる手段であった」と強調しています。
さらに、海上自衛隊の曹長が「『ときわ』は同盟軍の艦船に二百三十回以上の給油を行い、六百人以上がイラクの自由作戦に参加した。『きりしま』、『はるさめ』が持つ高度な通信能力は、イラクの自由作戦の期間中、同盟軍の艦船を大いに助け、高い有用性を証明した」と述べた、と報じています。
「シーホーク」は下記でバックナンバーも読めます。当該の号は、May 23, 2003です。
http://www.cfay.navy.mil/seahawk.htm
(略)
江田さんは、番組の中で、アメリカ海軍中央司令部&第五艦隊のウェブサイトにこのように書かれていることを提示しました。
(略)
「有志連合の貢献」という章です。
あったあった、これだ。
http://www.cusnc.navy.mil/Orders%20to%20Command/pages/oif.htm#global
→一応ページ全体スクショしておいた(←重さ注意。減色してもなお1MB以上なので)。9月1日午後2時30分ごろ(日本時間)。
んで、そこには
The Government of Japan has contributed in excess of 86,629,675 gallons of F76 Fuel - worth more than $76 million dollars - since the inception of Operation Enduring Freedom.
とあるのだけども(上に書いた「Jin and Tonic」さんが探された文と一致)、問題は、Operation Iraqi Freedomについてのページに、Operation Enduring Freedomについての記載があるということかな。つまり、あまりに自明なことではあるが、両者の区別は米軍・米国政府としてはぐだぐだである、ということ。
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《さらに、ある人物から情報をいただいた》
海自の補給艦は現在アメリカ、イギリスをはじめドイツやフランスに燃料である石油を無償提供しているが、アメリカとイギリスだけには戦艦に直接給油するのではなく、両国の補給艦に給油している。これは防衛省の情報公開によって明らかになっている(この件が発表されたとき、なんだか怪しいと思った人は多いはず)。
そこで江田氏はこの補給艦の油が一体、何処に行っているのかを調べてみたところ、アメリカ海軍第五艦隊のHPに、『イラクの自由作戦』(Oparation Iraq Freedom。アメリカ東部時間2003年3月19日から始まった侵攻作戦。イラクにおける米軍の作戦行動全体を指す)についての記述の中に、日本政府はこれまでに86,629,675ガロン(30万キロリットル以上)の石油燃料の貢献があったという記述を見つけた。
一方、防衛庁は、アフガニスタンを対象とするテロ特措法に基づく給油活動で、これまでに38万キロリットルを提供していると発表している。
この二つの数字をつきあわせてみると、日本政府がアフガン向けに提供した油の8割以上がイラク戦争に使われていることになる。
さらに、2003年に在日米軍横須賀基地の機関紙(基地内で配布されている新聞)『シーホーク』の一面に、海上自衛隊のイージス艦のきりしま、護衛艦のはるさめ、補給艦のときわの写真が掲載され、「イラクの自由作戦を支援するためインド洋に配備され、5月20日に母港の横須賀に戻ってきた。イラクの自由作戦における同盟軍の海上作戦を成功させる手段であったと」という文が添えられていたことを発見。そして、これら艦船に乗って返ってきた海自の曹長が、「ときわは、同盟軍の艦船に230回以上の給油を行い、600人以上がイラクの自由作戦に参加した。きりしま、はるさめがもつ高度な通信能力はイラクの自由作戦の期間中、同盟軍の艦船を大いに助け、高い有用性を証明したと述べた」と報じている。
江田氏によると、イラクの自由作戦でイラク南部を攻撃した空母キティーホークにも給油しており、イラク戦争には人道復興支援という理屈は完全に崩れていると主張。この事実は防衛省も歴代防衛省長官ももちろん知っており、国民を騙していると断言した。
対イラクに向けた給油という疑惑は、これまで何回か報道され、そのたびにテロ特措法逸脱であるという指摘がなされてきた。キティーホークに関しては、ときわが2003年2月に給油していたことが分かっている。2003年12月5日にも、イラク行きの3艘に給油していることが分かっている。このような状況から、相当量がイラク戦争用に使われているのではないかという噂はずっとあった。しかし、8割以上がイラク行きというのは驚きだ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-16/01_01.html
イラク戦争はアメリカが安保理決議1441を拡大解釈して始めたもの。開戦半年後には「国連憲章に対する根本的な挑戦」とアナン事務総長(当時)が国連総会の壇上で切り捨て、国連がいまだ了承していないアメリカの論理に基づく戦争である。
http://www.un.org/webcast/ga/58/statements/sg2eng030923.htm
それにもかかわらず、自衛隊は国民に知らせることなくイラク戦争の最前線で活動しており、イラク戦争における兵站業務を積極的に担っているということは、自衛隊の活動はテロ特措法、イラク特措法の範疇を超えていることはおろか、現行の憲法解釈では違法とされている集団的自衛権の行使の発動を実際上していることになる。
ところでこの発言は、保守派の論客である森本敏氏(拓殖大学海外事情研究所所長)のアメリカのアフガン戦争およびイラク戦争支援の発言に対してなされたものであるが、江田氏がしゃべっている途中、カメラは森本氏の顔を時折映していた。苦虫を噛み潰したような表情で動揺しているのが分かった(ユーチューブで確認可)。また、事実関係を争う反論は一切なかった。
私は生で見ていたのだが、司会の田原氏は重大であると何度か江田氏に発言の機会を与えた。番組終了直前にはこの件についてすでに知っていた人に挙手を求めたところ、渡部恒雄(戦略国際問題研究所非常勤研究員)が手をあげた。この人は常連パネリストではないからいいとしても、問題は森本氏だ。「森本さんは知っていたの?」と田原氏が聞いたところ「知っていました」と明言。関係者から聴かされていたと付け加えた。これには江田氏の発言に相当する衝撃を受けた。これは詐欺だ。アフガン戦争にもイラク戦争にも絶大な支持を表明し、二つの戦争の欺瞞を説く姜尚中氏とほぼ毎回やりあってきた森本氏が、このような重大な事実を知っていて隠し通してきたことは、視聴者を愚弄しているに等しい。
朝生では視聴者の意見を放送中に電話やファックスで受け付けているが、進行の長野アナウンサーによると江田氏の発言に対する関心が非常に高かったそうだ。視聴者の関心も田原氏の関心も高い。田原氏は2日のサンデープロジェクトで触れる可能性が高い。
テロ特措法延長か否かをめぐっては、世論は反対に傾いている。最近の産経新聞とFNNの合同調査では、34.2%の賛成に対して54.6%が反対だ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/80603/
江田氏の発言はインパクトが強い。おそらく、次期国会では自民党と防衛省は益々窮地に立たされると予想される。
なお、江田氏によると第五艦隊の問題の記述は今週になってアクセスできなくなったという。
さて、ここからは私が調べたことだ。江田氏によると第五艦隊のHPの記述はもうないというのだから見ようがないのだが、横須賀基地のほうは特に何も言ってなかったので裏をとる意味でHPを閲覧してみた。そうすると、シーホークのバックナンバーが1999年11月より現在までほとんど閲覧可能な状態だった(ただし、古い号はデータの圧縮方法が現在のものと違うようで、閲覧には一工夫いるもよう)。江田氏が指摘した号は、2003年5月23日号だと思われる。江田氏が言うようにインド洋から帰ってきたきりしまが一面トップの扱いだ。しかし、江田氏の説明とは大きく異なる。以下、全訳。
http://www.cfay.navy.mil/archives.htm#1999
〈海自の船がインド洋の作戦から帰還する〉
5月20日、三艘の海自艦船は、不朽の自由作戦(Operation Enduring Freedom)を支持することを目的としたインド洋における配備を終えて、母港である横浜に帰還した。
きりしま、はるさめ、ときわは、横須賀の繁華街にある海自のY-1、Y-2ドッグに係留された際、ヒーローズウェルカム(歓迎の出迎え)を受けた。
米海軍を代表する高官のなかで三艘を出迎えたのは、在日米軍特殊部隊のロバート・C・チャプリン海軍少将、ダニエル・ハートウェル在日米軍参謀総長、そして、特殊部隊DESRON15のマイケル・マホン海軍准将だ。
海自のサガイクオ曹長は、三艘は配備中、たくさんの新しい課題にあたり、海自は米海軍と密接に連動した同盟軍支援の役割において、これまでにない業績を達成したと述べた。
「海自と米海軍の協調関係は、世界において同じようなものがほとんどありません。活動期間中、ときわは、海域にいる同盟軍の艦船に230回以上、油を供給しました。600人以上の将校、下士官と一般自衛官が、不朽の自由作戦に参加しました。」
きりしまは、DESRON15に配備されているカーティスウィルバーの姉妹艦であり、2002年12月16日に出航。はるさめと、ときわは、2002年11月に出航。海自のインド洋における作戦行動に沿ってだ。
サガ氏は、日本が不朽の自由作戦の成功に貢献する機会がきたとき、海自の艦船は派遣の準備ができていたと言う。
「今回の件は、海自のイージス艦きりしまが作戦に参加可能な点、そして貢献可能なたいへんよい経験になると私たちが感じた点で、最初の好機でした。すなわち、我々は、世界においてたいへん重要な役割を担うことが自分たちの利益になると感じています。」
【左側写真のキャプション】
きりしまは、海上自衛隊の三艘の艦船のうちのひとつ。 「Operation Enduring Freedom」(不朽の自由作戦)を支援し、先だってインド洋から帰還した。同じく、ときわ、はるさめも、5ヶ月間の活動をへて帰還した。
【右側写真のキャプション】
在日米海軍のロバート・C・チャプリン少将は、海自のサイトウタカシ海将と話す。先だっての海自の三艘帰還の際、横須賀地区で。きりしま、はるさめ、ときわは、不朽の自由作戦における海軍の共同作戦の成功に貢献した。
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江田氏の発言との違いは4点。
(1)海上自衛隊のイージス艦のきりしま、護衛艦のはるさめ、補給艦のときわの写真が掲載され…。
−−→はるさめ、ときわは写っていない。写っているのは小型の別の船。
(2)イラクの自由作戦を支援するためインド洋に配備され、5月20日に母港の横須賀に戻ってきた。
−−→不朽の自由作戦のこと?
(3)イラクの自由作戦における同盟軍の海上作戦を成功させる手段であった。
−−→微妙に表現が違う。
(4)きりしま、はるさめがもつ高度な通信能力はイラクの自由作戦の期間中、同盟軍の艦船を大いに助け、高い有用性を証明したと述べた。
−−→そんなことは言っていない。
不朽の自由作戦は、アフガンにおいて2001年7月の空爆開始から現在まで続く米軍の作戦行動全体のことだ(細かくいうとフィリピンやソマリアでの作戦も含むが、一般的にはアフガンを指して言う)。
そして、イラクの自由作戦はというとイラク戦争における米軍の作戦行動全体のことだ。この二つは関連しているが、全く別のものである。
私は他に似たような記事がないか5月23日号の別のページを見てみた。テレビ欄や広告も含め全部で20ページあったが、きりしまの件は一面トップにしかなかった。次にこの前後いくつかの号の一面をみてみたが、きりしまは出てこない(5月16日号はファイルが壊れているようで開かない)。
さらに、きりしま出発の際はどうか見てみたところ、2002年12月27日号のトップを飾っていた。きりしま派遣は戦後日本にとって初の戦闘地域に向けた軍艦の派遣であり、その意味は大きく、実利的にも米軍にとって歓迎すべき出来事として捕らえている。しかし、江田氏の発言につながるような記述はない。(ちなみにこの写真がよい。きりしまの前の抗議船もばっちり入れており意味深である。)
念のため、5月20日以外に、きりしま、ときわ、はるさめの組み合わせでインド洋から帰還した日が別にないかと海自のHPを見たが、現在のところそれっきりだ。
http://www.mod.go.jp/msdf/about/haken/hakenkyouryoku/kantei/index.html
とはいえ、2004年8月16日の赤旗によると、このときの派遣期間中にときわが、イラク行きの3艘に給油していることが分かっているとある。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-16/01_01.html
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米海軍のホームページや中東を担当する米第五艦隊の機関紙などによると、給油を行った海自艦船は補給艦「ときわ」。昨年十二月五日、北アラビア海で、米強襲揚陸艦ペリリュー、ドック型揚陸艦ジャーマンタウン、ミサイル巡洋艦ポートロイヤルの三隻に航空燃料を提供しました。
三隻はいずれも米海軍が先制攻撃戦略を具体化するため初めて編成した「第一遠征攻撃群」(ESG1)に所属する艦船。米海軍のホームページは「ときわ」から給油を受けた際、ESG1は「『イラクの自由作戦』と『不朽の自由作戦』を支援するため展開」していたと指摘し、イラク占領作戦が任務に含まれていたことを明らかにしています。
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「イラクの自由作戦を支援するためインド洋に配備され」とはっきり言えるかどうかは別としても、イラクの自由作戦に加担していたことは事実だ。
果たしてこの違いは何処から来るのだろうか。今のところよく分からない。第5艦隊のHP同様、何らかの事情によってごく最近記事の差し替えが行われたのかもしれない。あるいは江田氏の政策秘書が複数の情報を一つにまとめて提示したことを江田氏に伝えてないのかもしれない。いづれにしてもとても気になる。
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《付記》
2007年8月23日統幕監部発表の「支援活動実績」によれば、
◆回数計:774回のうち、米補給艦と駆逐艦350回、英補給艦と揚陸艦33回。
◆艦艇ヘリ燃料は64回のうち、米31回、英4回、パキスタン13回。
◆補給量約480.000KL ヘリ燃料約940KL 水117回はすべてパキスタン。
◆艦艇燃料給油は、今年3月1日から8月23日まで計51回。1ヶ月インド洋に浮かんで10回程度給油したことになる。
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《さらに鬼才「ゴンベイ」氏による情報。一部重複する情報があるが、念のために記しておく》
●江田代議士の発言で取り上げられている第5艦隊のHPの記事とは
Operation Iraqi
Freedom−A Global War: Coalition of the Willing Contributions
http://www.cusnc.navy.mil/Orders%20to%20Command/pages/oif.htm#
global The Government of Japan has contributed in excess of 86,629,675 gallons of F76 Fuel; worth more than $76 million dollars ; since the inception of Operation Enduring Freedom.
江田代議士が取り上げたSeaHawk(海鷹)の記事は October 27, 2006 - issue currently unavailable
http://www.cfay.navy.mil/archive/10-2006/su-10-27-06.zip
ダウンロードできない。
● 海上自衛隊の艦艇およびパキスタン海軍の艦艇はイラン領海先のオマーン湾公海に所在
U.S. Naval Forces Central Command, U.S. Fifth Fleet July 12, 2007 FOR IMMEDIATE RELEASE Release #151-07 Japanese and Pakistani Ships Assist Distressed Vessel in Gulf of Oman
http://www.cusnc.navy.mil/articles/2007/151.html
From U.S. Naval Forces Central Command/U.S. 5th Fleet Public Affairs GULF OF OMAN -- Japanese Maritime Self Defense Force ship Suzunami and Pakistani ship Tippu Sultan provided assistance to a vessel in distress in the Gulf of Oman July 12 while supporting coalition maritime operations in the 5th Fleet area of operations. Early that morning, the 23-person crew of motor vessel Orchid Sun, a South Korean-flagged vessel, requested crew evacuation and medical assistance. Combined Task Force (CTF) 150 received a report at 4:28 a.m. local time from U.S. Coast Guard Pacific Area that Orchid Sun was sinking. Suzunami answered the request to provide assistance and proceeded to Orchid Sun’s position. At 8:10 a.m. local time, Suzunami launched a helicopter and rescued one crew member from the water and took him to Suzunami. A commercial motor vessel on the scene rescued seven crew members. As part of maritime operations, Coalition forces have a long standing tradition of helping mariners in distress by providing medical assistance, engineering assistance and search and rescue efforts. “Our forces are always ready to assist mariners in distress,” said Commander, Maritime Forces in Bahrain Vice Admiral Kevin Cosgriff. “It’s part of our operations and part of the tradition of professional mariners. We are able to respond quickly and in this case we saved lives.” Maritime operations help set the conditions for security and stability in the maritime environment and complement the counter-terrorism and security efforts in regional nations’ littoral waters. Coalition forces also conduct maritime operations under international maritime conventions to ensure security and safety in international waters so that commercial shipping and fishing can occur safely in the region.
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《テロ特措法に基づく海上自衛隊の補給活動に関連しての国会質疑で日本政府がウソの答弁をした?疑惑》
▼衆議院 第166回国会 安全保障委員会 第3号
平成19年3月23日(金曜日)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001516620070323003.htm
○内山委員 イラク攻撃のためのペルシャ湾に展開中の米国の艦船等に給油をしているという、便宜を図っているような事実はございますでしょうか。
○山崎政府参考人 そのようなことは一切ございません。
給油をするたびにも確認をしておりますし、各国との間で協定を結んでおりまして、テロ対策特措法の要請を受けましてきちんとした協定を結んでおりますので、その範囲内で給油をしておりますし、各国ともそれは了承をしております。
▼ 衆議院 第166回国会
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
平成19年4月24日(火曜日)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/013316620070427005.htm
○阿部(知)委員
社会民主党・市民連合の阿部知子です。皆さん、長いお時間、週末を御苦労さまであります。
まず、久間防衛大臣に伺います。
私も、この委員会室で長時間じっとお話を聞いておりまして、自分自身整理がつきませんのでちょっとお伺いいたしますが、防衛大臣は、アメリカの対テロ戦争を日本が支援すると。戦争という言葉が問題があれば、対テロ戦闘でしょうか、これを支援なさるというふうにおっしゃいました。それは、インド洋上の給油活動をそのようなものとしておっしゃったんだと思うんですね。
では、例えばですが、イラク国内でアメリカがアルカイダと今闘っていると言われてもおります、これについても支援するんでしょうか。
○久間国務大臣
現在の状況で、闘っているのか、あれは治安を確保するために安全確保活動をやっているというふうに見るのか、その辺、私は後者じゃないかなと思っております。
アメリカがイラクに戦争をしかけたときは、これはアメリカ自身は戦争をしたと思いますけれども、そのときは、日本はアメリカのその武力行使に踏み切ったことについては支持をしましたが、それに対しては日本としては支援はしておりません。
▼第166回国会
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
平成19年4月27日(金曜日)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/013316620070427005.htm
○阿部(知)委員
私がお伺いしたいのは、スタート時点にのっとった法律がもし大臣がおっしゃったように区分けされても、実態がだんだんだんだん混迷してきておるわけであります。そして、現実に、例えばインド洋で給油を受けたアメリカの何らかの、例えば戦闘機等々にも給油が渡ったとして、それがイラクでまた攻撃をしていることも、可能性があることだと思います。
それを国民側から見て明示されるものがないということも、これは、大臣はどのようにそこは区分けなさるのですか。
○久間国務大臣
それは先ほど局長が答えましたように、交換公文まで交わして、このテロとの闘いにおいて活動する艦艇、ヘリコプター、これにしか給油をしません、そういう約束をもらって、そういう目的をはっきり明示してやっておりまして、うちの方は、今ここでどの船に幾らを給油したかというのは公表はできないけれども、全部それは記録にはとっておるわけでありますから、その辺は政府自身を信用していただきたいと思うわけであります。
そのインド洋で補給した船が、あるいはそのヘリコプターが、今度はイラクのための治安維持活動のために、それにそれを使っている、そういうことはないというふうに私たちは信じております。
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