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http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007083001000251.html
2007年8月30日 10時44分
【ニューヨーク29日共同】北朝鮮の豪雨被害で、国連緊急援助調整官室(OCHA)のバルストロム室次長(事務次長補)は29日、日朝関係の特殊性に理解を示しながらも、日本が「北朝鮮を含め、世界のすべての場所で人道支援の強力な支援国であると希望し、確信している」と述べ、北朝鮮への緊急支援実施に期待感を表明した。共同通信のインタビューに答えた。
日本政府の対北朝鮮人道支援は、2004年5月の日朝首脳会談での合意を受けて同8月に国際機関を通じ食糧や医薬品などを送って以来行われていないが、町村信孝外相は支援の可能性を検討していると表明しており、国連高官の要請は政府の判断にも影響を与えそうだ。
バルストロム氏は、北朝鮮への支援が「日本において極めて微妙(な問題)だと認識しているが、支援は非常に限定的で、国連児童基金(ユニセフ)のようなよく知られた組織を通じた支援だ」と強調し、理解を求めた。
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