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2007年08月29日
言いたい事を言ってみる
好き勝手な事を書いている私のブログではあるが、それでも多少は知恵を絞って書いている。考えて書いている。自制して書いているのだ。
例えば、知識や根拠の裏づけもないままやたらに自分の意見や感情を書きまくるブログがある。そんなブログにはしたくないと思って書いている。自分の得た知識や情報を読者と共有する、読んで少しは為になるブログであるべく心がけている。もっとも、その目的が達成されているかどうかは読者が判断することであるが。
もう一つ、必ずしも自分の本心を100%吐露していないのだ。つまり読者に媚び、脚色しているところがあるのだ。人に見られないはずの日記を書く時でも、何故か人は自分を偽って書くという。しかし、そういう事でもない。読者からの激しい反発を受ける事が面倒なのだ。支持者を失う事へのためらいがあるのだ。
更にもう一つ、自分の専門でもない事柄に大上段から意見を述べる事をためらうのだ。かつて私はこのブログで、昨今の一億総評論家ぶりを批判した事がある。すなわち門外漢のタレントや著名人が、政治・外交から社会問題、芸能問題にわたって、大きな顔で評論する風潮を批判した。そう批判した以上、同様の事をしたくない。
少し前の記事になるが、8月22日の朝日新聞「経済気象台」というコラムに、「専門家は専門を語れ」という見出しで、政界、官界、財界の要人が、自分の専門を離れたあらゆる問題に大きな顔をして評論している事を嘆いている記事があった。「今の日本はアマチュアの発言で充満している。不足しているのは専門家による専門家らしい情報発信である」と書いている。それを裏返して言えば、私のいう一億総評論家批判という事である。テレビのワイドショーなどで毎日同じような顔ぶれのコメンテイターが、井戸端会議の域を出ないよもやま話にうつつを抜かし、そんな番組を掛け持ちして高収入を得ている。そんな連中がまじめな顔をして格差社会を批判したりする。
と、まあ、建前を述べた後で、それでも、一億総評論家になって門外漢のコメントをしたくなる事がある。前置きと釈明が長くなったが、今日のブログでは日ごろの怒りをストレートにぶつけてみる。
最近のニュースで何が滑稽かと言って、横峯良夫の釈明会見ほど笑わせてくれた事はなかった。めでたく国会議員になったばかりだ。ここでやめるわけにはいかないと開き直ったのだろう。あるいは、「よくもあんな人物を担ぎ出したものだ」と非難の矛先が来る前に、「記者会見をして報道はデマだと言え」と民主党から圧力がかかったのか。いずれにしても滑稽な記者会見だ。
それにしても醜聞まみれだ。愛人を持つことはモラルの問題だ。賭けゴルフはれっきとした犯罪だ。しかしそんな事よりも、「参議院になったら6年間もの間2千万円以上の歳費がもらえる、これはおいしい」と愛人に嘯いていたと言う。これが大半の参議院議員の本音であるとしても、それを口に出したらおしまいだ。納税者にとっては許しがたい発言だ。民主党との政権争奪戦に突入した自民党は、横峯問題を徹底的に追及しろ。真相を突き止め議員辞職に追い込むべきだ。
もう一つ、携帯電話の裏サイトで集まった見ず知らずの男たちが、まったく関係のない若い女性を、金目当てだけの理由で殺す、この異常さ、卑劣さを思う時、私の怒りは頂点に達する。小泉、安倍政権に対する怒りの比ではない。さすがに29日の各紙の社説は一斉にこの事件を取り上げていた。しかし評論する暇があれば犯人を市中引き回しの上、打ち首、獄門にせよ。かつて同様の発言をして顰蹙をかった政治家がいたが、私はかまわない。鬼畜にも劣るこのような犯罪人に対しても「死刑反対」と叫ぶ弁護士や人権論者には、私はどうしても賛同できない。かつて桶川事件という殺人事件があった時もそうだった。同様な残虐事件が最近とみに増えてきた。抵抗できない弱者をここまで残酷に殺すような人間を私は許せない。
最後に朝青龍問題である。これほど馬鹿らしい問題はない。それを29日のNHKがトップで報じるのである。モンゴル帰国が許されたと。そもそもこの問題は単純明快である。仮病を使って巡業をサボったかどうかである。それを判定するのは容易な事だ。仮病であれば相撲協会の規則に従ってしかるべき罰則を科す。ただそれだけの事である。何故そんな簡単な事が出来ないのか。やれ「まいっている」、「やれモンゴルでの治療が必要だ」などと、ピントはずれに大騒ぎしている。日本を離れた飛行機の中で、朝青龍は早速酒をくらって日本の悪口を叫んでいることだろう。稽古で弱いものいじめをして怪我をさるような朝青龍は、その時点でとっくに横綱失格だ。もう十分稼いだ。とっとと消えうせろ。ただそれだけだ。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/08/29/
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