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http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070829k0000m010166000c.html
自民党執行部:「塩崎政調会長代理」幻に 麻生氏が難色
内閣改造に伴い、新しくスタートした麻生太郎幹事長率いる自民党執行部で、改造前の「お友達内閣」の象徴である塩崎恭久前官房長官が、予定されていた党政調会長代理から外されるという番狂わせが28日起きた。麻生氏は参院選大敗を受け、地方重視の政策優先にかじを切っており、構造改革論者の塩崎氏が石原伸晃政調会長の頭を押さえて、党の政策決定の主導権を握ることを嫌ったためとされる。
塩崎氏は安倍政権への「お友達内閣」批判の矢面に立たされ、官房長官を退任したばかり。ただ、石原氏とは98年の「金融国会」で与野党協議の取りまとめに奔走した「政策新人類」のコンビだったため、石原氏も塩崎氏を政調会長代理として処遇する考えに傾いていた。
これに反発したのが麻生氏。麻生氏は就任時の記者会見でも「(小泉純一郎前首相に)ぶっ壊された自民党の再興が我らの使命」と強調しており、参院選惨敗からの党勢立て直しは、小泉構造改革路線で疲弊した地方を救済することと考えている。政策転換をより鮮明にする狙いがあるとともに、「お友達」のシンボルである塩崎氏を排除したい思惑があるようだ。
塩崎氏に代わり政調会長代理への起用が決まったのは、山崎派の渡海紀三朗前党財務委員長。渡海氏は参院選後に、安倍首相に批判的な国会議員が結成した勉強会に参加していたが、渡海氏は28日「政調会長代理という立場になったのだから、続けるわけにはいかない」として同勉強会から脱会した。【大場伸也、小林多美子】
毎日新聞 2007年8月29日 3時00分
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