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官邸・自民党は機能マヒか 突然「9月10日国会召集」決定
速報 国会報告 / 2007年08月24日
突然、国会予定が決まった。いったんは官邸筋が「8月31日召集」説を流したものの閣僚も自民党もまったく知らされていなかったという無責任リークで、あえなく潰れた。そして、当初は8月27日の「内閣改造・党役員人事」を終えてから決めるというものだったが、バタバタバタと「9月10日で調整・会期は60日間」という報道が流れ始めた。
私も初当選してから10年を超えたが、臨時国会が何日から始まるのかが未定であるという状況は、体験したことがない。そりゃそうでしょう。国会開会がいつなのか、まったく判らないというのでは、そもそも予定の立てようがない。従来であれば、「秋の国会は9月下旬か10月上旬」ぐらいのことはわかっていた。今回、永田町では昨日まで、「9月14日説」あるいは、「9月10日説」。そして、「9月6日説」まであった。21日の講演の場で、小沢一郎氏が「政府・与党も脳死状態というかボォーツとしている。安倍内閣が無事だったら、来月には国会を開くのだろう」と挑発すると、「急反応」(毎日新聞)を示して、自民・民主国会対策委員長会談で「9月10日」を決めたという。また、「参議院には事前の相談がない」というオマケまでついている。
会期60日というのも、ヤケに短いという印象だ。「テロ特別措置法」以外に念頭にないという体たらくなのだろうか。「年金」「医療」「雇用」と小泉政治がブチ壊したものや置き去りにした課題は多い。どうやら、27日の「内閣改造」もツケ焼き刃の出たとこ勝負の布陣になりそうな気配が濃厚だ。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/bb683f8e200fcde5aab441f4c6de873b
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