天木氏はよほど小沢代表のテロ特措法延長反対が気に食わないらしい？
さもなければ彼は親米派に転向したか、させられたのか。
９月１４日の天木ブログでは、
”・・・１４日の毎日新聞の世論調査では補給活動賛成が４９％、反対が４２％と
既に逆転している。この世論を見て民主党がうろたえているらしい。その通り
なのだ。何が何でも反対だと言い続けるならば、やがて民主党は反対政党だ
ということになって、国民にそっぽを向かれる事になる。”
” それに福田自民党は、延長できなくても・・・・その時点で福田自民党の勝
ちだ。福田は今からシーファーと協議しそのシナリオを作るべきだ。米国と手を
組むのだ。”
天木氏はいつから自民党応援団になったのか？小沢代表が、いまさらこの
「テロ特措法」延長に同意したら、小沢代表の立場はガタガタと崩れるだろう。
天木氏ともあろう方がその程度のこともわからないのだろうか。
” 小沢自民党の誤りは、テロ特措法延長問題を政局の中心に据えたことだ。
本人はその気でなかったかもしれないが、日米関係は日本の政治の最大の
争点であることを軽視しすぎた。年金や政治とカネの問題は、一時的に国民の
怒りを招くものであっても、国の基本に関わる政治的争点ではない。やはり日
米安保体制の是非こそ最大の選択なのだ。”
（ご丁寧にも、小沢自民党？の誤りは・・・自民と民主を間違えておられる、頭の
なかが混乱した？）小沢代表が、テロ特措法問題を政局の中心に据えたという
話は、聞いたことがない・・・政局の中心に据えたのは自民側とマスコミでしょ？
違いますか？
「日米安保体制の是非こそ最大の選択なのだ」と言うことに異論はないものの、
テロ特措法延長反対を日米安保体制の是非に結びつけるには飛躍があり過ぎ
ないか。
実は、テロ特措法よりも、｛郵政民営化凍結法案」が安倍騒動とテロ特措法の
陰で密かに流れてしまった（意図的に流されてしまったのか、米側にはめられ
た？）ことの方がはるかに重大である。（９月１６日付けブログ「神州の泉」を参照）
「テロ特措法」聞こえはいいが、やっていることは「無料ガソリンスタンド」でしょ？
テロ特措法は、いくらきれいごとを言おうとも、アメリカ軍の後方支援であること
を国民は知っている。米軍のイラク戦の艦船に補給（違法、脱法？）していると
いう話まである。その話をそらすためかどうか、昨日の民放では、わざわざ？パ
キスタンの艦船に給油している場面が報道されていた。
テロ特措法延長反対は、米国にとってそれほど痛手ではないはず、日本がだ
めなら、自前でやればいいだけのこと。
私は、テロ特措法延長反対は、日本がアメリカから自立へ向けた小さな一歩
であると思う・・・アメリカからの自立は大上段に構えるよりも、問題を意図的に
矮小化してでも、ずる賢くすすめるべき。
延長賛成の政治家、ＴＶコンテーターたち、延長賛成派の根拠として ”海上自
衛隊の活動は諸外国に感謝され、評価されている”と言いよる。
アホなこと言いなはるな、高い油をただでもろうて、感謝しないバカはいな
いべよ。水や生活物資まで補給（援助？）しているという話がある。
もー、ええ加減で「援助交際」やめなはれ！
国内では、生活保護を打ち切られて餓死した話などなどを聞くが・・・その
一方で、無料給油６年間は庶民感覚から完全にずれている。このような庶
民感覚からの発想は、官僚出身の天木氏にはないようだ。テロ特措法の
実態こそ、国民に知らせるのが彼の役割？と違いますか。
テロ特措法は、元々２年間の時限立法、延長々々を重ねてきた、いくらな
んでも見直すべきだ。民間企業なら、３年間赤字が出たら、その事業、存
続を含めて見直しがあたりまえ。ずるずるとアメリカの言いなりでいいわけ
がない。
自民議員諸君（天木氏も含めて）よ！「規制緩和」だ、「民営化」だという
なら、民間企業のやりかたを少しは学んだらどうだべよ！
「改革々々」「改革の継続」を叫ぶまえに、「改革」が必要なのは、政治家
どもの頭のなかとちゃいますか！
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