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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007091702049434.html
2007年9月17日 朝刊
【ワシントン=立尾良二】米国の首都ワシントン中心部で十五日、イラク戦争に反対する大規模デモがあった。連邦議事堂前ではデモ参加者と警官隊が衝突。地元警察によると百八十九人が逮捕され、参加者と警官合わせて四人が軽いけがをした。一方、ワシントン記念塔周辺では、イラク駐留米軍を支援する退役軍人らの集会も開かれた。ブッシュ大統領が駐留米軍を一部削減しつつ現行のイラク政策を続行すると発表したのを受け、首都の街に「賛成」「反対」双方のシュプレヒコールが響いた。
反戦デモを主催した市民団体は参加者数を十万人と発表したが、米メディアは数千人と推計。ホワイトハウス前から連邦議事堂まで約二・五キロにわたり、「イラクから即時撤退を」「戦争をいま終わらせろ」「ブッシュ大統領を弾劾裁判にかけろ」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げて行進。気勢を上げた。
イラクで息子が戦死した後、反戦運動を続けているシンディ・シーハンさんも参加し「主張すべき時だ」と述べた。デモ参加者らは議事堂前で、戦争で犠牲になった米兵やイラク市民を想起させようと横たわる「ダイ・イン」を始め、一部参加者が警官隊のバリケードを突破しようとして、もみ合いになった。
駐留米軍の支援集会はワシントン記念塔周辺であり、ベトナム戦争経験者や退役軍人らが参加。「議会は米兵でゲームをするな」「テロリストは必ず見つけて殺す」などと主張した。
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