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(回答先: 政策似たもの候補、北朝鮮問題は数少ない争点 総裁選【朝日】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 9 月 16 日 18:12:48)
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在日琉球人さんの日記 全体に公開
2007年09月16日
11:37 ●昔の自民党には戻ってない、戻れない●
派閥の復活だ!、昔の自民党に戻った!、というご意見が多いですが、ぜんぜん違うと思うなあ。
今回の「福田雪崩」状態と、昔の「吉田VS反吉田」「角福戦争」「安竹宮」等の派閥抗争とどこら辺が同じか? ぜんぜん違う。
派閥というのは、派閥「抗争」をやるからこそ、派閥なのだ。
今回の麻生福田総裁選のどこに派閥「抗争」があるのか?
派閥は、政治思想ではなく、親分子分の世界である。
よって政治思想に無関係に「ウチの派閥で天下を獲りたい!ウチの親分に天下を獲らせたい!」という私利私欲・義理人情(裏切りと嫉妬)で動く。
いまや派閥にそんなエモーションは無い。
今回の経世会島津派の腰砕け・体たらくを見れば判る。
自民党第2派閥が「ウチの派閥で天下を獲りたい!ウチの親分に天下を獲らせたい!」という気が無いのだ。
もちろん「今回はあっちに譲る代わりに、次回は経世会が獲る!」という計算があれば別だけど、次回に経世会プリンス・額賀が首相になるという密約も無ければ、首相になれるパーセンテージも全然上がってない。
将来に天下を取れる勝算も無く、最初から白旗なのである。自民党第2派閥が。
「三角大福中」でも「安竹宮」でも、昔は形勢不利な派閥でも戦ったもんだ。
経世会系に対して清和会系は常に不利だったけど戦い続けた。
「戦わないお公家集団」とバカにされていた宮沢宏池会でさえ、安竹連合に対して負けが確実だったのに、戦った。
もしも、今の腰抜け自民党に、昔の宮沢宏池会があったら「命知らずの超武闘派」と恐れられたと思う(笑)。
今回の「福田雪崩」は、前回の「安倍雪崩」や前々回「小泉雪崩」、つまりは現在の派閥崩壊時代と同じ構造じゃん。
安倍総裁誕生と福田総裁誕生は全く同じ事だ。政策的にはともかく、政局的には何の違いも無い。
それもこれも、「小選挙区制」と「ニヒリスト小泉の刺客選挙」が、自民党の派閥を破壊したからだ。
昔は負けても、反主流派の冷や飯で済む。
今や負ければ、公認無しで選挙落選だ。
自民党には「派閥」という「弱者保護のセーフティネット」「負け組の再チャレンジ機能」「冷たい中央(総裁派閥)に対抗する暖かい地方分権組織」がなくなったわけだ。
日本よりも先に、自民党内部が社会保障制度の無いネオリベ社会になっちゃた(笑)。
自民党は「昔の自民党」に戻ってないし、おそらく戻れない。
福田・麻生 アピール力を分析
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=296935&media_id=2
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