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2007/09/16-08:51 米首都で数千人が反戦デモ=150人を拘束
【ワシントン15日時事】米国の首都ワシントンで15日、イラク戦争の即時終結を訴える反戦デモがホワイトハウス前と議会前で繰り広げられ、数千人が参加した。米メディアによると、議会前では規制のバリケードを突破しようとしたデモ参加者約150人が警官隊に拘束された。反戦デモに対抗するイラク駐留米軍支持のデモも行われ、週末のワシントンはイラク戦争をめぐる賛否の渦に巻き込まれた。
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米 イラク駐留継続方針で集会
ブッシュ大統領がアメリカ軍のイラク駐留を継続する方針を示したことを受けて、ワシントンでは賛成、反対を主張する団体がそれぞれ集会を開きました。
ブッシュ大統領が13日、イラクに駐留するアメリカ軍の兵力を一部削減するものの、駐留そのものは継続する方針を示したことを受けて、15日、ホワイトハウスの前で大規模な反戦集会が開かれ、全米から数千人が参加しました。
集会では、イラクに従軍した元兵士や遺族らが演説して駐留の長期化に反対し、ブッシュ大統領に対してすべての部隊を今すぐイラクから撤退させるよう訴えました。一方、駐留継続を支持する団体もワシントンで集会を開き、この1年では最も多いおよそ400人が参加して、イラクの混乱を終わらせるためにも駐留が必要だと訴えました。また、ホワイトハウスから議会へ向かう道路では、行進してきた双方の集会の参加者がいがみ合う場面も見られました。
イラクでのアメリカ兵の戦死者が3700人余りに上り、駐留の長期化に国民の大多数が不安を強めるなか、撤退を求める人たちと駐留継続を支持する人たちの対立の溝が深まっています。
9月16日 6時31分
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/16/k20070916000018.html
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