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アルカーイダ衰えず 組織根絶に数十年 国際戦略研究所報告
09/13 12:33
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【ロンドン=木村正人】英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)は12日、国際情勢に関する報告書「戦略概観2007」を発表した。この中で、国際テロ組織アルカーイダは、中核メンバーが縮小しているにもかかわらず、適応力と回復力を示し、欧米での大規模な攻撃を計画し調整する能力を保持しているとの見方を示した。米国と同盟国はアルカーイダに致命傷を与えるのに失敗し、そのイデオロギーは根を下ろしており、根絶するには数十年を要すると指摘している。
報告書によると、アルカーイダの中核メンバーは、パキスタン政府の力が及ばない同国周辺部族地域に潜んでいるとみられる。欧州やカナダ、アラビア半島、北西アフリカ地域でテロ計画が相次いで発覚し、実行犯やテロリスト志願者は訓練のためパキスタンを訪れている。爆弾製造の指示、計画立案、調整、命令も同国内で行われている。
特に狙われているのが英国で、英警備当局は200組織、2000人がかかわる30ものテロ計画を監視中だ。規模の拡大とイスラム系移民らの過激化が進んでいることから、英政府はテロ対策の変更を迫られ、(1)テロへの備え(2)狙われそうな対象の保護(3)テロリストの追跡(4)次世代へのテロ思想浸透の防止−の4つを対策の柱に据えている。
報告書はまた、イラク情勢の混迷で米軍の限界が浮き彫りになっただけでなく、イラク国内の紛争地がアフガニスタンやパキスタンなどへのテロリストの輸出基地になっていると指摘。北西アフリカ地域のアルカーイダも“本家”の世界戦略を支援する行動を起こし始めているとしている。
◇
■戦略概観のポイント
一、イラク戦争以来、米国の影響力は大きく損なわれ、世界で自国の権益を拡大、 保持しようという動きが目立った。
一、米国主導のアフガニスタンでの対テロ掃討戦、イラク戦争の結果、イランが地 域大国として台頭。3000の遠心分離装置が稼働すれば2、3年後に核兵器 製造に十分な材料を保有できる。
一、北朝鮮の核問題は1994年の枠組み合意を上回る成果を上げられるかどうか 注視が必要。
一、ロシアのプーチン大統領はエネルギー資源を武器に巧みな外交を展開、欧州を 振り回した。
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[新世紀人コメント]
実は歴史転換の動力として「アルカイダ」が考えられていて、その活動の必要期間すなわち歴史転換に必要な時間が数十年であると考えられていると、「読み替える事」が出来ると考える。
つまり、数十年後には、アルカイダは歴史転換の使命を終えて、「テロとの戦い」によって消滅させられるのではなく自然消滅するに至り、世界の政治経済体制も帝国主義時代を終焉させていて大転換に至っているであろうと言う事だ。
中東に起こった現在の諸宗教はメソポタミヤ文明とエジプト文明の兄弟文明の範疇にあり、その先端においては志向するものは同じである筈で、実は本質的には融合している筈である。
具体的には、イスラムもユダヤ教もキリスト教も先端においては思想的には融合している筈であると言う事だ。
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