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http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070913/shs070913017.htm
与謝野馨官房長官は13日午後の記者会見で、額賀福志郎財務相が自民党総裁選への出馬表明したのを受け、「いろんな方が出て議論を盛り上げる意味では結構なことだ」と語った。会見の詳細は以下の通り。
【安倍首相の病状】
「先ほど2時からの慶応病院からの中継で、総理の状況についてはお医者様の立場から説明されておられましたので、私から付け加えるものは一つもありません。先ほど総理と電話で極めて短時間お話をしたが、仕事の話をしたのではなく、私が考えていたより、しっかりした声を出されていたので、ひとまず安心したところだ」
−−医者の会見を聞くとメンタル面の負担が大きいと思ったが、改めて心の面での負担について長官が思い当たることはあるか
「メンタル面ということではなくて、疲労がたまりますと、それが悪循環過程に入り、また、さらに少しのことで疲労がたまるという、そういうおそらく総理の健康は悪循環過程に入ったんだと思っていて、お医者様があそこで言っておられる問題は彼の病気の病気の一般論を言っておられるので、決して安倍総理特定の場合を強く強調されたものだとは私は思いません」
【臨時代理】
−−総理の臨時代理を置く考えは
「内閣法の規定には総理大臣臨時代理の規定はあるが、この条文は総理に事故のあるとき、あるいは総理が欠けたときという規定になっていて、現在の状況はいずれも2つの状況には合致しない。したがって、このままの体制で進む」
【総理との電話】
−−総理との電話との中身を詳しく教えてほしい
「お互いに声を聞き合ったというだけのことです」
【危機管理体制】
−−官邸としての危機管理だが、万が一何か事件・事故があった際にどのように総理と連絡を取るのか
「それは私も車だと5、6分の所に住んでいるし、総理が入院されたところも信濃町ですから、大変距離が身近いですし、連絡する方法はいくらでもありますから、どんなことがあってもきちっとした危機管理体制はマニュアル通りのものができると確信している」
【両院議員総会】
−−きょうは両院議員総会で総理は発言される予定だったと思うが、発言ができないほど衰弱しているのか、医者が止めているからやめたのか
「総理は最後の最後まで両院議員総会に行って、自分の真意というものを話したいということをお医者様に申し上げたが、お医者様は医学上の理由から無理だという断を下されたので、慫慂(しようよう)としてそれに従われたものと思っている。ただ、今日の電話で私が申し上げたのは、先ほどまで両院議員総会では総裁選挙の投票日を1週間程度先にした方がいいという意見が多く出ましたと。それから、たくさんの発言者の中から、1人だけの方から両院議員総会で総理総裁のメッセージがほしかったということを言われた方がおられますとお伝えしたら、次の機会もあるんでということは、たぶん、お互いにそのことを確認しあったわけではないが、私の意は十分伝わったのではないかと思います」
【安保法制懇】
−−明日予定されていた安保法制懇が中止になったが、その経緯と今後の見通しは
「総理の秘書官室に、総理が不在でもやらなければならない官邸での会議、総理が不在ならば若干延期してもいい会議を分けていらっしゃいということを言って参りました。たとえば月例経済報告はやることにしたが、今の安保の話はきちんとした議論の積み重ねだから、落ち着いた雰囲気の中でやっていただいたほうがいいということで無期延期ではなくて、若干延期された」
−−次回は新たな首相が決まった後でということか
「会議には2種類ありまして、閣議決定でやっている官邸での会議、あるいは総理決裁でやっている会議とは幾種類があるが、中身によって総理不在でもやったほうがいいもの、総理不在であるならば若干延期できるもの。幾種類かに分けて対応しようと思っている」
−−安保法制懇を新しい首相の下で続けるかどうかは、新しい首相の判断だと理解していいのか
「そうは申されても、やはり官邸として始めた仕事でございますから、やはり官邸としてあの仕事は一定のところまできちんと完成度を高めなければならないと私は思っております」
【総裁選日程】
−−先ほどの両院議員総会で投開票日まで時間を取った方がいいという意見があったが、官邸サイドからいえばどう考えるか
「1週間違ったから大空白なのかといえば、そういうことではないと思います。われわれは次の方がここに来られるまで、官邸として行うべき業務はきちんとやってまいりますし、また、総理のご判断が必要なものは総理のご判断を仰いだ上でものを決めていくということで空白が生じないように、職員もわれわれもきちんとやってまいります。あとは党のほうの総裁選の日程でございますから、官邸から何かものを申し上げるという性質のものではないと思っております」
【健康管理体制】
−−首相官邸、公邸での総理の健康管理体制に対しては日常的にどのような体制をとっているのか。きょう、主治医がAPECに同行したと言っていたが、過去の外遊でも主治医は必ず同行していたのか
「伺うところでは海外に行かれるときには主治医の方が同行されていたと。また、主治医の方が公邸まで往診に来てくださっていたということで、安倍総理は主治医をきちんと持って、健康管理をやっておられたということだ。健康管理に抜かりがあったということは一切ないと思っている」
−−小渕首相の件があり、自衛隊の医務官が常駐しているという話があったと思うが、今は医師が常駐する態勢ではないのか
「いや、そこまで私は詳しくないので、事務の官房副長官か何かに聞いていただくともうちょっとよく分かると思います」
【額賀氏の出馬表明】
−−額賀財務相が総裁選に意欲を表明したが、どう思うか
「きょう丸山弁護士が両院議員総会で発言していたが、やっぱり政策論も大事だし、大いに盛り上げていかなければならないと。それにしては時間が短すぎるという議論なのだが、そういう意味ではいろんな方が出て、議論を戦わせると。これは総裁選を盛り上げる意味では結構なことだろうと私は思っている」
(2007/09/13 19:08)
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