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安倍首相辞任:民主当惑 年内解散遠ざかる?
安倍首相の辞任表明を受け、記者会見を前に笑顔の民主党の小沢代表=民主党本部で12日午後2時57分、平田明浩撮影 民主党は求心力が著しく低下した安倍首相の下での衆院解散・総選挙を「最も望ましいシナリオ」として、今国会中の解散も視野に態勢作りを加速させたばかりだった。しかし、首相の辞任表明で局面は転換。「年内解散は遠ざかった」との見方が強まっており、政権交代に向けた同党の戦略も仕切り直しを迫られそうだ。
「政局にはまるな。淡々と行こう」。12日夕、小沢一郎代表は菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長らとの幹部会合でこう述べ、動揺する党内を鎮めるよう指示した。
小沢氏はもともとテロ特措法のような外交問題では解散に追い込めないという見方だった。しかし、首相が自ら「職を賭す」と踏み込んだことで「何があるか分からない。急いでくれ」と選挙準備を急ぐよう赤松広隆選対委員長に指示したばかりだった。
小沢氏は12日の会見で「いつ解散があるか分からないので、常に万全の態勢をとるのが政党として当然の心構えだ」と平静を装った。しかし、首相交代劇で民主党の存在感が薄まる可能性がある。藤井裕久最高顧問は「民主党も新首相の姿勢を見なければならず、解散は遠のき、年内はもうないだろう。参院での首相問責決議案も出さないだろう」と語った。
テロ特措法問題も「次の首相になれば、期限切れになってもほとんど問題にならないのではないか」(国対幹部)という見方が大勢。来年の通常国会での予算案の審議に向け、国政調査権などによる調査で問題点を積み上げていく地道な戦略に戻ることになる。
国会が当面、休会状態に入るのも論戦の舞台を失う民主党にとっては痛手。衆院予算委で菅氏、前原誠司前代表、岡田克也元代表らを繰り出す予定だった。鳩山氏は代議士会で「バッターボックスに立とうとしたら投手がいなくなった」と皮肉ったが、次の一手が見あたらない民主党の戸惑いも大きい。【須藤孝】
毎日新聞 2007年9月12日 22時51分 (最終更新時間 9月13日 0時49分)
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