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安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選に、安倍氏を後継指名した小泉純一郎前首相(65)を擁立する動きが水面下で進んでいることが12日、日刊スポーツの取材で分かった。
安倍首相の退陣で、小泉氏が進めた構造改革路線が後退し、自民党が“先祖返り”することを警戒する新人議員ら若手議員が担ぎ手の中心になっている。小泉路線からの脱却を目指す麻生太郎幹事長(66)与謝野馨官房長官(69)の「AYライン」への批判も根強く、関係者は、「既に200人規模で動いている」と指摘。また片山さつき衆院議員(48)は、小泉氏の再登板を求める31議員の署名を集めたことを明かし、中には小池百合子前防衛相(55)も加わっている。12日夜には新人議員が都内の複数のホテルに集まり会合を持った。中川秀直前幹事長(63)も小泉氏へ立候補を要請した。
党内では最近、郵政造反組で離党した平沼赳夫元経済担当相(68)の復党をめぐって、小泉氏に近い議員グループが会合を開き、対応を見極めていた。平沼氏の復党に反対するグループ設立の動きも活発化し、小泉氏の対応が注目されていた。
小泉氏は首相退任後も新党旗揚げの憶測が流れ、政局の節目で注目されてきた。党総裁に就任後、旧田中派の流れをくむ「経世会」を抵抗勢力として分裂に追い込んだだけに、田中派出身の民主党小沢一郎代表(65)と、次期衆院選での“最終対決”を期待する声も強い。
小泉氏はこの日午後、衆院第1議員会館の事務所にこもったが沈黙を貫いた。
一方、小泉氏の「イエスマン幹事長」と呼ばれた武部勤氏(66)は、「(構造改革の)原点に立って、原理原則を見つめるべきだ」と述べた。
総裁選レースの本命は、党NO・2の幹事長麻生氏とみられていたが、「安倍氏と近い人では“局面打開”できない」(閣僚経験者)として、反対意見が急速に拡大している。前回総裁選に出馬した谷垣禎一元財務相(62)や額賀福志郎氏(63)は立候補に意欲的で、町村信孝外相(62)に立候補を求める声もあり、大混戦になる可能性もある。
[2007年9月13日8時56分 紙面から]
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