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特別防衛秘密 中国、入手指示か [産経新聞]
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投稿者 white 日時 2007 年 8 月 22 日 16:07:07: QYBiAyr6jr5Ac
 

□特別防衛秘密 中国、入手指示か [産経新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070822-00000907-san-soci

特別防衛秘密 中国、入手指示か
8月22日11時33分配信 産経新聞

■元社長を捜査 警察当局が文書押収
 旧防衛庁元技官が潜水艦関係の内部資料を持ち出した事件に絡み、警視庁の家宅捜索を受けた元貿易会社社長の関係先から、中国政府関係者が日本の特別防衛秘密の入手を指示したとみられる文書が押収されていたことが21日、分かった。元社長は在日中国大使館の関係者らと親交があり、元技官に日米秘密保護法の「特別防衛秘密」に該当する防衛装備品の情報提供を働きかけていた疑いがある。警察当局は同法違反(探知・収集、漏洩(ろうえい)の教唆)の疑いがあるとみて捜査している。
 元技官は、旧防衛庁技術研究本部第1研究所に在籍中の平成12年3月、元社長に頼まれ、潜水艦の船体に使われる特殊鋼材の研究論文を無断で複写し持ち出したとして、17年3月に関係先の捜索を受けた。警視庁は今年2月、元技官を窃盗容疑で書類送検したが、嫌疑不十分で不起訴となった。資料の受け取りを否定した元社長も立件は見送られた。
 関係者によると、中国側が作成したとみられる指示文書は、元社長の関係先の捜索で押収された。中国語で書かれ、情報を入手すべき防衛装備品のリストが記されていた。リストにある装備品は、元技官がコピーを持ち出した潜水艦の特殊鋼材とは別で、機密性が高い特別防衛秘密に該当するものも含まれている疑いがあるという。
 元社長が指示文書の内容を日本語で書き直したメモも押収された。元技官は事情聴取に、リストとメモに記載された防衛装備品について、「(元社長から内容などを)聞かれた覚えがある」と述べ、資料提供などの働きかけがあったことを示唆している。
 元技官は13年12月、元社長の費用負担で北京を訪問し、ホテルで数人の中国人と面会。元技官は「中国人は政府関係者と思った」と説明しており、元社長が中国政府関係者に直接、元技官から防衛装備品の情報を引き出させるため、会合を設定したとみられている。
 これまでの調べで、元技官は情報を漏らしていなかったとみられるが、日米秘密保護法は、情報収集や漏洩(ろうえい)をそそのかしただけで教唆犯として罪を問える規定があり、警察当局は元社長について同法違反の疑いを視野に入れている。
 元社長は在日中国大使館の元副武官や軍関係者らと付き合いがあり、頻繁に中国に渡航。現在は中国を生活拠点にしているとされ、自衛隊にも知り合いが多いという。元技官は金属強度の専門家で、潜水艦の耐圧構造や耐弾性、対戦車誘導弾の性能などを研究していたが、14年3月に退職した。

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最終更新:8月22日11時33分


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□中国の典型的手口 日本人を協力者に仕立て情報収集 [産経新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070822-00000909-san-soci

中国の典型的手口 日本人を協力者に仕立て情報収集
8月22日12時5分配信 産経新聞

 旧防衛庁元技官の情報持ち出し事件に絡み、中国政府関係者が日本の特別防衛秘密の入手を指示したとみられる文書が見つかったことは、海軍を中心に軍備増強を急ぐ中国が、日米の防衛装備情報収集を進めていることを裏付けた形だ。警察当局などは、中国側が日本人を協力者に仕立て、情報入手を狙っていたとの疑いを強めている。米国からの提供装備の特別防衛秘密が漏れていた場合、イージス艦情報流出事件に続き、米政府の不信感を高める事態にも発展しかねない。
 米国の中国による軍事関連の情報収集活動への警戒心は強い。下院特別委のコックス報告書(1999年)は、中国が1970年代後半から、核兵器研究で知られるロスアラモス研究所などの情報を盗み、核・ミサイル開発に応用していたと指摘。
 報告書は中国側が科学者や学生を利用していたことにも言及しており、中国の情報収集は民間人を協力者に使うのが特徴。捜査関係者によると、元貿易会社社長は中国に渡航しては任務を与えられ、帰国後、自分の人脈で防衛情報を収集していたとみられ、元社長は典型的な協力者だった。
 防衛省幹部は、中国側の狙いを「米軍の機密を豊富に入手するため、米軍と緊密な連携をとる防衛省・自衛隊に目をつけた」と解説する。警察当局によると、元社長は中国の軍関係者、自衛隊双方に人脈があった。
 イージス艦情報流出を受け、米側は自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に本命視されていたF22Aラプターの輸出禁止継続や、イージス艦の部品供給停止などの厳しい措置をとった。背景には海・空を中心に軍事力の増強を進める中国にも機密が流れるようでは、自国の脅威に直結するとの懸念もあるとされる。
 中国は台湾有事の際、米空母戦闘群の介入を阻止するための潜水艦の能力向上に力を入れている。旧防衛庁の元技官がコピーを持ち出した潜水艦の高張力鋼は、薄くて軽量だが、圧縮にも引っ張りにも強い世界最高レベルの鋼材。「中国はのどから手が出るほど欲しい技術」(自衛隊幹部)
 「人海戦術で情報を吸い取る真空掃除機型」(警察幹部)とされる中国の諜報(ちようほう)活動の影がちらつくなか、元社長は何を入手しようとしたのか。解明が待たれる。

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最終更新:8月22日12時5分

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