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(回答先: 読売ウィークリー、自公134議席、民・社・国合計335議席、自民現職は半数以上が落選する計算。 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 8 月 21 日 12:33:43)
□衆院選試算 自民 小選挙区で現職182人苦杯――森、麻生、山拓も“落選”の衝撃 [読売ウイークリー]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070821-01-0202.html
2007年8月21日
衆院選試算 自民 小選挙区で現職182人苦杯――森、麻生、山拓も“落選”の衝撃
安倍首相は揺らいだ政権の立て直しに懸命だが、浮揚策といっても8月末の内閣改造・党役員人事以外に見あたらない。逆風吹きやまぬまま総選挙に突入するとどうなるのか、本誌が試算してみると――。
あの郵政解散から2年。記録的な猛暑の最中、解散風がそよそよと吹き始めた永田町では、衆院選のタイミングとして、(1)秋の臨時国会会期末の11月、(2)通常国会冒頭の来年1月、(3)政府予算成立後の来年4月、(4)北海道洞爺湖サミット後の7月――が取りざたされている。偶然かもしれないが、日本でサミット開催(4回)の年は例外なく衆院選が行われている。
今回の衆院選予測は、7月29日に投開票が行われた参院選の得票を基に、参院選挙区の各党候補の票を衆院選小選挙区に、参院比例選の得票を衆院比例選各ブロックに当てはめた。与党は自民、公明両党の得票を合計し、野党は民主、社民、国民新各党の得票を合計した。
単純に参院選の得票を当てはめると、小選挙区(定数300)の自民党現職衆院議員は182人が落選、公明党2人、与党系無所属議員2人も議席を落とす結果となる。与党の議席は、自民47、公明6、無所属1の計54に激減。民主、社民、国民新は計246議席と大きく躍進する。一方、比例選(定数180)では、自民55、公明25、民主85、共産10、社民4などとなる。
小選挙区、比例選を合計すると、自民は102、公明31で、無所属を含めても与党で計134議席。これに対し民主、社民、国民新は計335議席と大幅に議席を伸ばし、衆院でも与野党が逆転する結果に。現在の衆院勢力は与党が3分の2を確保しているが、ちょうどその立場が入れ替わることになるわけだ。
ただ、今回の参院選は自民党への猛烈な逆風が強かったこともあり、単純に衆院選に当てはめるのは無理がある。さらに、衆院選の場合は参院選に比べて、自民党現職議員の後援会組織の活動も活発になり、徹底した票の掘り起こしが行われることも予想される。そこで、小選挙区に割り振った民主、社民、国民新各党の得票を2割差し引いて計算しなおしてみた。結果は、小選挙区で自民120、公明6、与党系無所属3で与党が計129議席。民主、社民、国民新は計171議席。やはり野党優位は変わらなかった。
野党の参院選得票を2割差し引いても落選する小選挙区の与党現職衆院議員は110人(自民109、公明1)に上るが、その顔ぶれにはそうそうたるメンバーが並ぶ。
総裁派閥である町村派会長の町村信孝・前外相を始め、津島派の津島雄二・元厚相、伊吹派の伊吹文明文科相、山崎派の山崎拓・元副総裁、派閥領袖クラスがそろって討ち死に。次期幹事長就任が有力視される麻生太郎外相も枕を並べる。このほか、党幹部クラスでは、安倍首相の後見役を自任する森喜朗・元首相、現職党三役のうち中川昭一政調会長、丹羽雄哉総務会長。さらに、安倍政権に距離を置く加藤紘一・元幹事長も当選ラインに達していない。
現職閣僚ではほかに、甘利明経産相、「産む機械」発言で政権にダメージを与えた一人とされる柳沢伯夫厚労相、8月15日に現職閣僚で唯一靖国神社に参拝した高市早苗沖縄・北方相も名を連ねている。
一方、安倍首相の側近では、石原伸晃幹事長代理、根本匠首相補佐官が落選組。NAIS(ナイス=根本、安倍、石原、塩崎恭久官房長官)のメンバーのうち2人が脱落する。また、自民党広報局長としてテレビで安倍首相を擁護しまくった片山さつき氏も届かない。
参院選後、安倍首相の続投に公然と異議を唱えている小坂憲次氏、後藤田正純氏も落選組で、次期衆院選へ危機感を募らせる気持ちもよく分かる。
地域別に見て、特に野党の強さが際立っているのが北海道だ。参院選の得票を見ると、町村氏の北海道5区は、野党の得票が与党を約9万票上回る大差。また、中川政調会長の北海道11区、武部勤・前幹事長の同12区、石崎岳氏の同3区は、いずれも野党が与党をダブルスコアで下しており、野党側の票を多少差し引いたぐらいでは逆転は不可能だ。北海道には民主党の鳩山由紀夫幹事長、横路孝弘衆院副議長、新党大地を率いる鈴木宗男氏ら野党有力議員がそろっており、地力を見せつけた格好だ。
「参院選で62万票をかき集めた新党大地の多原香里さんを無党派層の多い札幌市内、たとえば町村信孝さん(北海道5区)あたりに刺客としてぶつける話も取りざたされています」(自民党担当記者)
青森、岩手、宮城など東北各県や、静岡、愛知などでも野党の強さが目立つ。
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