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れんだいこのカンテラ時評322 れんだいこ 2007/08/18 07:09
【日共の羨ましい性格考】
2007・8・17日付け赤旗は、「自民の参院選総括 『構造改革』路線への批判相次ぐ」なる記事を掲載している。自民党は先の参院選に衝撃を受け、参院選総括委員会(委員長・谷津義男選対総局長)を設置し、党所属国会議員や地方県連幹部などから意見の聴取を進めているが、これを日共が揶揄するのはおこがましい。
参院選総括委員会で真剣に議論する自民党と相変わらずお手盛りの「党中央の云うことはその通り」で糊塗する共産党という鮮やかな対比が見られるが、お手盛り側の日共が、真剣に選挙総括する自民党の様子を伝え、その際の安部政権の対応を批判的に報道する神経が信じられない。戦争魔のブッシュが世界平和を唱える構図に匹敵しよう。
傑作は次のように述べているくだりであろう。「身内からもこうした声があがっているにもかかわらず、安倍晋三首相は『基本路線は多くの国民に理解されている』という認識を示しています」云々。
この赤旗記事は、ひょっとして巧妙に党中央を批判しているのかも知れない。なぜなら、阿部首相の居直りと不破のそれがまったく同じ論法であるからである。共に「方針は間違っていなかった、一喜一憂するには及ばない」で概括することができるが、赤旗記事の執筆者は、まさかそのことに気づかぬまま書いた訳ではなかろうに。ひょっとすると、日共内に党中央の対応問題で批判が渦巻き始めたのかも知れない。この記事はその代弁であり、党内闘争開始の予兆かも知れない。
実際にはなんとも云えない。単にいつもの日共流得手勝手さで脳天気に書かれているだけのことかも知れない。この場合には、この記事は後々の語られ草になるだろう。それほど大げさなものでなくても、日共特有の「自分は免責、相手には万年批判」の特徴がさらけ出されていることには間違いない。記者に多少の良心があれば恥かしくて書けない内容であるのに、それを平然と書いている神経が信じられない。
次のくだりも滑稽である。「小野次郎氏、猪口邦子氏ら当選一回の議員有志四人が十日、『改革の歩みを止めることなく、安倍総理に引き続き継続・実行して頂きたい』などとする『緊急アピール』を安倍首相に提出。首相は『さらに改革にまい進していく』と述べたといいます」。
れんだいこには、これも当てこすりのような気がする。いつでもどこでも党中央を提灯する同輩お茶坊主の動きを皮肉っているのではなかろうか。
最後のくだりはどうだ。「『改革か、逆行か』と叫んだ選挙で大敗北を喫しながら『構造改革』路線に固執し、『人心一新』をいいながら自らは対象としない安倍首相。有権者はもとより、党内でも『安倍総裁のもとで党の再生再建が本当にできるのかどうか』(逢沢一郎衆院議員)などの声がくすぶり続けるもようです」。
これなどもまさに手前の党内事情そのものではなかろうか。れんだいこが言い換えると次のように云っていることになる。「『党勢維持か、後退か』で臨んだ選挙で又もや後退を喫しながら相変わらず『確かな野党』路線に固執し、『方針は正しい』といい張り決して責任を取ろうとしない志位委員長。党外はもとより、党員からも『志位委員長のもとで党の再生再建が本当にできるのかどうか』などの声がくすぶり続ける模様です」。
何とそのまま使えるではないか。これって党内への当てこすり無しに書ける記事だろうか。
2007.8・18日 れんだいこ拝
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れんだいこ 人生学院
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