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(回答先: 石破議員は論客を気取るが、「主権在民」を踏みにじる内閣による「文民統制」の正当性に疑問を感じます。 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 8 月 20 日 10:57:24)
文民統制というのは、「政治が目的であって戦争は手段である」という認識に基づいて、軍人がその軍事的判断によって、政治目的に合致しない暴走を防ぐことにある。
防衛事務次官人事などは政治の内部の話であって、シビリアンコントロールが出てくる場面ではないだろう。部下が発言してはいけないというのはナンセンスな話だ。
それよりも、ひげの隊長の「駆け付け警護」発言はシビリアンコントロールにとっては十大問題であるはずだ。実力部隊をもって海外に派遣された現地部隊の隊長が、政治目的=イラク復興支援=とは別の目的を達成しようとして、政治目的からは外れる行動を準備していたということだ。シビリアンコントロールを無効にする意図をもって活動していたということだ。
これに対して譴責を主張することもなしに、防衛事務次官人事でのごたごたに「文民統制」などというコトバを持ち出す、石破氏は文民統制の何たるを分かっていない、単なる政治屋であった、ということを示しているに過ぎない。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/文民
日本に於いて一般的に理解されるシビリアンコントロールとは、軍事に従事する人間には発言権が無いという珍妙な代物となっているが、本来は軍の予算、人事、そして軍事行動の「最終的な」命令権が、軍そのものにはなく政府や議会にあることが制度的に保証されているという制度をいう。
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ベトナム戦争において現地の総司令官ウェストモートランドは「政治がガイダンスを示さないために軍人が政治に介入せざるを得なかった」として国家戦略の不在のために軍事作戦の目的が曖昧化していたと述べており、また当時の第七空軍司令官はワシントンの指令を30回も破っていたことに示されるように、常に文民統制が効率的に機能していたわけではない。
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「駆け付け警護は違憲」 ひげの隊長に公開質問状(共同通信)
http://www.asyura2.com/07/senkyo40/msg/751.html
投稿者 尾張マン 日時 2007 年 8 月 16 日 20:29:04: YdVVrdzAJeHXM
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