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□小泉「再登板」構想 [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3273889/
小泉「再登板」構想
2007年08月20日10時00分
終戦記念日の8月15日に“一番乗り”で靖国参拝した小泉前首相。放列を敷いたカメラの前を無言で進み、大いに存在感をアピールした。
これは反安倍勢力に対する宣戦布告だ。
「これまで小泉さんは、目立った行動を控えてきました。選挙の応援も最小限にとどめ、街頭に立つのも遠慮してきた。安倍首相よりも注目されないよう配慮してきたのです。それなのにTVカメラが待ちかまえていることなど百も承知で堂々と姿をさらした。安倍退陣論を唱える連中を牽制しているのです」(自民党事情通)
小泉が安倍を後継指名したのは、自らの路線を続けさせるためだ。
ポスト小泉で構造改革がオジャンになれば、小泉政権の5年間は歴史から浮いてしまう。そのため、参院選前から「1、2年で首相が代われば改革は進まない」と安倍続投を支持している。
ケンカ上等の小泉首相のこと。安倍降ろしで改革ストップを狙う連中に、「オレは黙っちゃいないぞ」と匕首(あいくち)を突き付けた格好だ。政治評論家の浅川博忠氏が言う。
「改革路線が見直されると、小泉さんの晩節は汚されます。今回の参院選では、郵政民営化に反対した衛藤晟一、藤井孝男両前衆院議員が復権。一部では、同じく反対派の保利耕輔氏が文科相になるとの報道もあります。小泉さんが命がけでやった郵政民営化路線もなし崩しになってきた。そのため、“しっかりしろよ”と安倍さんのネジを巻き、国民にも“小泉健在”をアピール。いざとなれば小泉新党で改革継続という決意を示したのです」
地方や庶民の暮らしをズタズタにした男の復権なんて冗談ではないが、どうやら本人はその気になってきているらしい。困ったものだ。
【2007年8月17日掲載】
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