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http://kawakamikeiko.cocolog-nifty.com/keiko/2007/08/post_06d2.html
元自衛官である佐藤正久参議院議員。
イラクに派遣された彼はこう考えたのかもしれない。
「給水活動をして帰ってき男」よりは「イラクの修羅場を潜り抜けた男」のほうが格好いい。
自分達は軍隊として厳しい訓練を積んできた。
たまには「実戦」を経験するのも悪くない。
佐藤議員は集団的自衛権の具体的行使に繋がる「駆けつけ警護」をイラク駐留中に計画していたとJNNの報道番組で報じられた。
自衛隊による市民の思想調査の実態や、市民のデモ活動への示威行為以来すっかり私の中で自衛隊イコール「戦前の日本軍」といった印象を持つようになったが、これで止めを刺された。
おそらく佐藤氏はそれほど悪気があるわけでもあるまい。
むしろ「男気のあるところを見せたい」と思った正義感の強い男なのだろう。
だが思慮深さにおいてやや資質にかけるのか、それとも意図していたとしたら相当の策士か。
「ファシズムは甘い顔をしてやってくる」
この法則を改めて実感する。
「他国の軍隊が攻撃されているんだ。俺達は指をくわえているわけにはいかない。」
深く考えないなら当然だと思うだろう。
その先に何が待っているのかは置いといて。
正直情けない気持ちだっただろう。
軍隊なのに他国の兵士に守ってもらう。
兵士であれば屈辱である。
見返してやりたい。そう思っても不思議はない。
俺達も戦いたい。ならばあえて攻撃させて、それで反撃しようと。
どこかで聞いた話だ。
こうやって日本はアジア諸国で戦線を拡大し、軍部の独走をとめる者は「非国民」として糾弾され、そして破滅の道を歩んでいった。
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