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□「大臣のほんね」をのぞいてみた [エキサイトニュース]
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091186573861.html
「大臣のほんね」をのぞいてみた
[ 2007年08月14日 10時00分 ]
政府インターネットテレビというのがある。
番組内容は安倍総理のライブ・トーク官邸、週刊総理ニュース、総理の動き、官房長官記者会見といったもの。
この番組で新聞やテレビ以上の情報が得られるか、と言えばおそらくそんなことはないだろうな、と思いつつ「大臣のほんね」という気になるチャンネルがあったので見てみることにした。
「大臣のほんね」と言っても、何が「ほんね」なのだろう……。
まず、適当に選んだ『大臣のほんね』若林正俊環境大臣(後編)。
番組はアナウンサーによるインタビュー形式のもの。アナウンサーは関谷亜矢子だ。
ちょっともったいぶった導入と音楽ののち、「後半では各大臣に共通の質問を通してさらに大臣のお人柄を探っていきたいと思います」と言いつつ、いきなり「さて、その質問の前になんですが、大臣、実は趣味が家庭菜園でいらっしゃる。ホームページを拝見してびっくりしました。麦ワラ帽と長靴が、とてもお似合いで」と関谷アナ。
やっぱり政府ヨイショ番組のよう。政府のインターネットテレビなので当然といえば、当然のことですが。では、質問はどんな質問なのか、と思っていると、「一番好きな食べ物は?」に「信州おやき、麦とろろ」とのお答え。
環境大臣なので家庭菜園だの、信州おやきだのそういった話をしながら、「住みやすい地球環境をつくり……」といった話の展開になっている。
次はこれまた適当に選んだ高市早苗内閣府特命担当大臣、こちらも後編。
番組の作りはシリーズものなので全く同じ。そしてアナウンサーは小倉淳。
小倉アナ、お人柄云々のコメントの後、高市大臣に「昔バンドをやっていらしたんですか」といきなり切りこむ。
すると高市大臣「要らぬ情報をとってきましたね。ヘビメタをやっていました」と発言。高市大臣の公式ホームページにはドラムをたたく写真も掲載されているので、自ら要らぬ情報というのもちょっと……という感じである。
続いて甘利明経済産業大臣。こちらもやはり後編を。
「我が先祖は、武田信玄の重臣の甘利虎泰なんです。山梨に甘利虎泰を祭ってある神社がちゃんとあるんですよ。これは鳥居で、この奥に小さなほこらがあるんですけれども、これが我が家のルーツでございます」とちょっと自慢が入る。
甘利虎泰と言えば武田家の重臣中の重臣。大河ドラマ「風林火山」での中盤の盛り上がりは甘利虎泰と同じく重臣の板垣信方の討ち死の場面だった。
「大河ドラマは毎週見てしまいますか」との質問に「なるべくルックスのいい人にやってもらいたいとお願いしたんですけれどもね」と答えになっていない回答。
ちなみに共通の質問とは「1番好きな食べ物、または印象に残っている食事は?」、「学生時代を通じて、最も印象に残っていることは何か」、「人生で最も影響を受けた人物は」、「一番大切にしているものは何か」の4問。
この後「大臣のほんね」前編も見てみたが、「本音」ってどういう意味だっけ? と疑問に思うほどこのインタビューからは本音を知ることはできませんでした。でも番組のタイトルは「大臣のほんね」。「ほんね」と「本音」とは意味が違うのかもしれませんね。でも色々な意味で勉強になる番組ではありました。
(こや)
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