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(情報流通促進計画)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/480d661556e4bcaa958d44e4426f2c9d
小泉が安全だというところへ出かけておいて、「周りの人(オランダ軍)がやられているのを見過ごすわけにはいかんから、周りの人がやられ始めたら自分も巻き込まれた振りをして、戦争開始の口実をつくるつもりだった」という何やら男気に充ち満ちた趣旨の発言をしたヒゲ隊長こと佐藤正久に対し、安倍は、今週、いかなる「お言葉」をかけるのか?非常に注目したい。また、マスメディアがこの佐藤発言を見逃すのか、それとも突っ込むのか?これを見逃すようなメディアは、戦前の戦意昂揚新聞への道を突き進むことに躊躇していないというほかない。歴史に学ぶことはないのだろうか…(ここ
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/6068073902aacc36000843a94e8bac4c
←参照)。
ところで、安倍の「お言葉」だが、極めて寛大なものになるか、まったく言葉無しとなる可能性が大きい。というのも、自民党は軍部の暴走行為を止めるつもりがないような憲法をつくろうとしているからだ。
自民党の新憲法草案
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/seitoutou/051028jimin-sinkenpousouan.pdf
(←クリック)の76条3項には、【軍事に関する裁判を行うため、法律の定めるところにより、下級裁判所として、軍事裁判所を設置する】と書かれている。
これは非常に恐ろしい規定だ。たとえば、上司の命令に反して外国の軍隊を攻撃したとしたが、それが自衛隊内部で好戦派を中心に歓迎されていたとしよう。その場合、仮に軍事裁判所(裁判官も検察も弁護人も全て自衛隊員)が開かれても、自衛隊内での出世のことを考えると、自衛隊員である裁判官は、ごく軽い刑罰しか下さない可能性が大きい。
そのうえで、自衛隊員である検察官は、普通の裁判官で構成される高裁に移ったら、通常の刑罰(軍事裁判所よりもかなり重いもの)が下される可能性が大きいから、控訴をしないという決断をすることになる。すると、軽い刑が確定してしますう。
…こうして、暴走自衛隊員は安心して既成事実を次々とつくりだし、戦争を拡大する方向で進んでしまう。
今回の佐藤発言は、まさに、現地軍隊の暴走を予定していたことを吐露したものであり、かつ、「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」と述べているとおり、裁判でも男気に訴えて軽い罪を目指すつもりだったようだ。
まさに、この佐藤正久の選択を擁護するために、自民党の新憲法草案はあるといってもよい…。恐ろしいことです。
なお、軍隊の役目は自国市民を守るためにあるのですから、例え、他国の兵隊が攻撃されていても、自国市民の安全を優先するならば、安易に交戦するべきではないのは当たり前のことです。交戦状態になれば、自国の市民の安全が損なわれるのは明白…。
交戦権の存在を仮定して考えてもヒゲの隊長佐藤正久の発言は市民の生命を軽視するものであり、国会議員失格であることは疑いの余地がない!
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