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2007.8.12(その1)
森田実の言わねばならぬ[465]
平和・自立・調和の日本をつくるために【308】
政治腐敗との戦いを始めよう!――長期政権は腐敗する。民主党内にも腐敗分子は入り込む。政治をよくするためには、腐敗の実態を掴み、一つ一つ除去する努力が必要である
「政は正なり」(孔子)
[政治の根本は正義である]
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最近、多くの人々からの訴えが届く。直接話しに来る人もいる。驚くべきことが語られることが少なくない。ここにいくつか報告する。政治浄化のためにはこういう事実を一つ一つつぶしていく地道な努力が必要である。不愉快きわまりない話を3つだけ紹介する。
【1】地方講演に行ったとき、その地方の有力者から直接聞いた話――「超実力者の事務所の所業」
《この地には自民党の超実力者といわれる人がいます。保守系の経済人の息子や娘が結婚式を挙げ披露宴を行うとき、その実力者に招待状を送り祝辞をお願いする。実力者も快く引き受け、祝辞を述べる。しかし、この地方では、これで終わらないのです。しばらくすると、その実力者の秘書を名乗る者が両親宅を訪ねてきて、「講演料はいくらいくらです」と言うそうである。最低で50万、普通は100万だそうです。やむなく両親は、先方の要求金額を秘書に渡す。それらは裏金として処理されているようです。汚いことが行われているのです。こんなことはもうたくさんです。自民党支持をやめました》
[この話は、かなり広く知られている。国会議員の間でもよく知られていて、そこまでやるのかとの声がある、とのことである]
【2】これも地方講演に行ったとき、地元の有力経済人から聞いた話である。
《この地方は公共事業がなければ生きていけないところです。公共事業費は小泉内閣以来どんどん減らされていますが、土建業界は減れば減るほどこの地の自民党の超実力者を頼りにします。選挙戦の終盤、自民党候補ピンチのマスコミ情報が流れたとき、その超実力者は土建業界の経営者を呼びつけ、「もしも自民党が負けたら、私は君ら土建業者を許さない。全部つぶしてやる。そうなりたくないなら必死で選挙をやれ!」と怒鳴ったそうです。土建業界は戦々恐々です。土建業者、それでもその超実力者を「先生、先生」と言ってついていっています。ただ、私はこんな自民党に愛想を尽かしました。自民党を支持するのをやめました。自民党よサラバです》
【3】某政府機関OBの話である。
《元同僚の民主党代議士が7.29参院選に民主党から立候補し、再選をめざして選挙運動をやってきましたが、その彼から電話があり「参院選が終わったら民主党をやめて自民党へ行こうと考えています」と言ってきました》
ひどい話である。私はこの話を聞いたとき、何度も何度も「本当ですか」と確かめた。相手は「本当です。ウソではありません。彼はもともと自民党へ行きたがったけれど、自民党では候補になることができないとわかって、民主党に入り議席を得ました。いままで議員の間、彼は政府・自民党と密接な関係をもっていました。彼は役所にいるときから機を見るに敏でやり手でした。人柄的には問題がありました。平然と人を裏切ることができる人です。この夏、民主党で当選したあと、自分自身を高く売ろうとしているようです。危ない人物が政界にはいますね」と言っていた。
民主党には、かなり危ない議員がいる。要注意である。
[不愉快な話は、今日はここまでとする。こういう政治腐敗を根絶するには、なお、努力が必要である、とつくづく思う。まず、政権交代を実現することである。それが政治浄化の第一歩である――森田実]
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03583.HTML
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