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同時テロの発言で窮地に ジュリアーニ氏が大失点【中日新聞】
2007年8月11日 11時21分
【ワシントン10日共同】米大統領選で共和党候補のトップを走るジュリアーニ前ニューヨーク市長が、中枢同時テロの際に現職市長として「救助隊員より長い時間、現場にいた」と発言。犠牲者遺族らから謝罪要求を突き付けられ、窮地に立たされている。ライバルの民主党陣営からも非難され、ジュリアーニ氏は10日、発言を撤回した。
ジュリアーニ氏は同時テロ当時、緊急対応の陣頭指揮に当たり、高い評価を受けた。しかし今回の発言は、勇敢な活動で英雄視された救助隊員を「侮辱した」と受け止められ、復興の立役者としてのイメージを傷付ける大失点となった。
米メディアなどによると、この発言は9日、記者団とのやりとりの中で飛び出した。
犠牲者遺族らの団体は、救助隊員にも多くの犠牲者が出たことを踏まえ「真っ先に駆けつけた救助隊員や、犠牲者遺族を侮辱した」と批判。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007081101000176.html
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